3/29日 志村けんさんの1周忌です。
この日を境に日本国民が新型コロナウィルスに関しての意識が変わったような気がします。
それだけ世の中へ与える大きな存在であったと思います。
そこで、週末の私的昭和歌謡コレクション⑧は
ザ・ドリフターズ 「ドリフの早口ことば」 1981年(昭和56年)
を取り上げることにしました。
どうしてもギャグソングという位置づけなので音楽的な評価を受けたとは言い難いのですが、
後述する元ネタからして、この曲が思いきり「ファンク」であり、
この当時ファンクを前面に出すことなど後年の久保田利伸の出現を待つまで歌謡界に無かったわけですから、
実はすごく意義深い役割を果たしていたんじゃないかと思われます。
どうです、この16ビートで展開するリズム、
こんなファンキーな曲を他の誰がやれたでしょう。
間違いなく意欲作だと思うのです。
このアイデアを出したのが志村けんさんだといわれています。
トップの加藤茶の実力、やっぱりすごい。早口言葉だけではなくなくあのリズム感。
ちょっとナマリもあって民謡風ではあるけれど「謳って」ますよね。
さすがです。
意外だったのは高木ブー、仲本工事の早口言葉のこなし。絶対出来そうもない二人がパーフェクト。
最後の志村ゾーンだけなんでトーキングモジュレーターがかかっているのかは謎ですが、
聴けば明らかに元ネタ通りのシャウトがキッチリ入っており、やりたい放題。
これはもしかしたら日本語の早口言葉をラップに見立てたんじゃないのかなと。
当時、そこに目を付けていたのなら、マジですごい。
志村けんさんはR&Bとビートルズに強く傾倒しており、
本人自体は洋楽ミュージシャン(ギター、キーボード)では成功できなかったものの、
ギャグの世界でパワーを発揮したのち、ここぞとばかりに音楽ネタをぶち込んできたのだと思われます。
あの時代は情報が少ないので、ヒゲダンス、早口言葉に、
まさかそんなファンキーな元ネタ(というより今で言えばパクリになってしまうわけですが)
があったなんて誰も知らず、ドリフのオリジナルだと世の中信じていたはず。
分ったのは小林克也さんか吉岡正晴さんくらいじゃないかと(笑)
元ネタはこれ。
ウィルソン・ピケット「DON'T KNOCK MY LOVE」
そりゃもうめちゃめちゃファンク。
逆に言えばこれだけファンキーな洋楽に日本語の早口言葉をのせるっていうアイデア、やっぱりすごくないですか。
早口言葉がファンクになっちゃうんですよ。これは志村けんさんの発明的発想ですよ。
ヒゲダンスの元が、志村けんさんの持ってきた1枚のレコード、
フィラデルフィアのスター、テディ・ペンダーグラス「Do Me」だというのも有名な話です。
要するに、日本国民にファンクのリズム、ダンスのリズムを植え付けたのは志村けんさんといっても過言じゃないわけです。
老若男女があのリズムを心地よく毎週楽しみにしていたのですから。
そうそう、「DON'T KNOCK MY LOVE」は、
マービン・ゲイ&ダイアナ・ロスの大御所コンビのもいいですね。
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