
昨日、2月12日は「レトルトカレーの日」だったそうです。
その謂れは1968年2月12日にボンカレーが発売されたからとのこと。
ということで、ボンカレーを完全無視して(笑)
「ハウス食品 カレーマルシェ 辛口」を取り上げます。
発売は1983年ですからもう38年にもなるんだー。
このカレーマルシェが出た時はかなり衝撃でした。
いわゆる一般的な家庭で楽しめる欧風カレー皆無の時でしたし、
むしろこのカレーマルシェで「欧風カレー」というワードが普及したのかもしれません。
そういう意味ではレトルトカレー史には欠かせない一品といえるでしょうね。
じゃがいも、にんじん、たまねぎこそカレーだった時代に、
フレンチのソースような、マッシュルームを使ったというのも革命的。
今でもその地位は揺るがず、業務用パックを除けば、
カリー屋カリー、銀座カリー、ボンカレー、カレー曜日に次ぐ売り上げ。
当時は衝撃的なルックスでしたね。
黄色いカレーではなく、ハヤシにもみえるデミグラスの色。
今でもこのトロっとした「カレールー」ではない
「カレーソース」感とその上品な香りは食欲を刺激してくれます。
しかも、じゃがいも、にんじん、たまねぎの野菜がなく、
マッシュルーム、これでカレーマルシェは確立された感じ。
冷静に見ると、世のレトルトが店頭店舗の再現にまでレベルアップした今、
さすがのカレーマルシェも一時代前の味になってしまったかもしれません。
しかし定番袋めんが今でもなくならないように、
もうこれは郷愁の味で、ないと困る味にまでなっているんですよね。
事実久しぶりだっかけど、食べればやはりとても気が休まります。
ハウス食品は、インドカレー全般はどうしてもS&Bに後塵を拝しますが、
マイルドなカレー、つまり家庭に受け入れやすいカレーは圧倒的ですね。
「マルシェ」の意味は誰でも知ってるし、
本来はカレーと何のかかわりもない言葉だけど、
なにか勝手にヨーロッパ風に思わせてくれる
まさにネーミング勝利の代表はないかと思います。
だいたいフランスにカレーライスなんかないわけだし(笑)
そういえば「ジャワカレー」も同じ。
ありもしないものをそう思わせる、これはすごいことです。
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