【所沢を離れる前に再訪しておきたかった④】仙龍のネギネギ ～休業の直前で

「休業します」

お店の方の電話の声が聞こえてしまいました。

緊急事態宣言が出されることとなり、

夜から深夜にかけて営業をしていた「仙龍」はそう決めたようです。

タイトル通り、所沢から離れる前に行っておこうという

気軽な気持ちくらいでお店に入ったにもかかわらず、

休業の決断を何気に聞いてしまったことで、

今の飲食店の置かれる厳しい立場を真摯に実感した次第です。

お店の本来の開店時間は19時～午前3時。

これでは確かに営業が適いません。

だったら早い時間に営業すればいいだろうという簡単なものではないのでしょう。

あまりに久しぶりだったので、

こんな風に全面アクリル板が施されたカウンターになっていたのを知りませんでした。

どんなに対策を施しても一律の20時閉店要請なのは、

納得をしづらいのではないかなぁ。

ネギラーメンがメニューから消えていたのか。。。

実質お店側が薦めていないのだから、ある意味当然かも。

自分で頼めたことがこれで1回もなく終わるんだな。

▼　ちなみにネギラーメンはこんな感じ　▼

ホルモンラーメンにしようとしたら売り切れとのこと。

だったら今日は「ネギネギ」にしよう。

ラーメン「ネギネギ」

今日は少しネギの量が少ないかな。いや、慣れすぎたからだ（笑）

ネギの下から出てくるのはシャーシュー2枚とメンマ、玉子。

このスープは何とも言えないクセがあります。慣れればなんということはないです。

背脂が多いけどホープ軒的なものではないし、東京とんこつとも違う。

このチャーシューはいいと思いますね。

注文を聞いてからカット。

しかしこのネギネギはネギの辛味がスープに溶けていくので

またさらに微妙な味に。

それにねぎが温度を奪ってしまう。

もっとスープを熱くしないと。

ネギの辛味をニンニク投入で1次平定。

さらに豆板醤で完全平定。

やっぱりスープを飲み干すのは無理だった・・。

もしかしたらこの日が私にとっての仙龍最後の日となってしまうかな。

最強の味ではなかったけど、

とても楽しませてくれたローカルラーメンです。

自称か他称かは判りませんが「関越ラーメン」というネーミングはちょっと納得。

お店の正面に見える武蔵野線の車両格納庫。

ここに来ないと見えない光景。