
「キャンプは、週末の気軽な引っ越し」
これがある意味本格的にキャンプに取り組んだときのアプローチ理由でした。
自分の家を持つと、もう引っ越しは出来ない。
でもなぜか遠い昔の大陸にいたときのき遊牧民の血でも騒ぐのか?(笑)
引っ越し欲求みたいなものに駆られたんですね。
その欲求を気軽に果たしてくれたのが「キャンプ」
自然に触れることが・・・とか、野外の知恵が・・・とか、
別にそこを突き詰めようと思ったわけではないのですね(笑)
結果的にはそのインパクトはもちろんありましたし、蓄積もできました。
みなさんもキャンプの位置づけってそうじゃないですか?
必ず家に戻るわけですから。
「気軽な引っ越し」としてキャンプ場に自分の家を設けることが主要件とすれば、
マナー、モラル、エチケットは、近所づきあいとして、社会生活として当たり前に守ること。
そして「キャンプの安全」を同様に訴えているのも同様で、安全が守れない自分の家なんてありえないからです。
マジメか!(笑)
ということで、キャンプと引越し関係性についてそんなことを考えつつも、
まさか「長期の引っ越し=独り暮らし」がその後自分にやってくるとは夢にも思っていなかったです。
なぜそれを決断したかは横においておき、
テント生活でもないし、ただアパートで暮らしをしたただけですけど、
ある意味この間=引っ越しをしている間は、キャンプへの欲求がかなりそれで満たされていた、
それを強く感じます。
無論、キャンプ場へ行く価値を感じなくなったという意味ではなく、
「キャンプは、週末の気軽な引っ越し」という欲求の一部が独り暮らしで満たされたということです。
マジメか!(笑)
でもマジで心境が大きく変わりましたね、この6年は。
独り暮らしで見えてくるものを得たのは大きかったかもしれません。
逆に、キャンプに(私個人として)求めていたものが何だったか、そのあたりも掴めてきた気がします。
特に今年はコロナによる自宅でのステイホーム、また今一度一人暮らしに戻るとき、いろいろな感情が湧きました。
やっぱり思うのは、家族と離れるのは一瞬でも寂しい!
最初の画像はアパートでの暮らしのワンシーンです。
独り暮らしではなるべくキャンプ道具を流用しました。
PCテーブルはさすがに流用できなかったので購入。サイドテーブルはキャプスタのウッドテーブル。マグはスタンレー。
アパートにいる間の90%はここに座っています。南向きですごく気持ちがいいんですよ、ここ。
テレビも買ってはいなくiPadで見ています。通信はWimax2+。
家具らしい家具はないので、これがその役割をしてくれたかな。
手前がテンファク、奥がキャプスタ。
中段にある黒猫のティッシュケースは、
なんとあのこいしゆうかさんからのプレゼント。
これでネコに会えない時間がどれだけ癒されたことか・・・
ほんとうにこれ以外何もないんです。
あとは、ランタン=シーリングライト、クーラーボックス=冷蔵庫、火器=コンロ、レンジ(笑)だけ。
独り暮らしをし始める前に決めたのは「とにかくシンプルに。出来るだけ新たに買わない」
なので、例えば観葉植物とか、額縁とか、装飾的なものも全くなくて、
あって玄関のこれくらいかなぁ(笑)
自宅へ戻るまであと約2週間。
奥さんに来てもらい3回ほど自宅往復をしてだいぶ荷物は減らせたので、
年内中にあと1回、年明けに最後の1回を済ませたら引き渡しです。
片付けで奥さんと二人っきりでアパートにいた時、妙に緊張しました(笑)
ちょっと新婚時代に戻った感じがして。
50cm以内に近づくだけで「ディスタンス!!!」と怒られましたが(笑)
年越し数日はいったん自宅に戻り、その後のお正月の半分はアパートに戻る予定です。
最後の「所沢ロングステイソロキャンプ」満喫タイムかな。