「珍來」の研究その⑤は、”単独独立系珍來”、
その一つである「手打ちらーめん 珍来 東所沢店」です。
簡単に今一度説明すると、ど真ん中の総本店系からみたらかなり傍系にあたります。
以下のEですね。
- A 珍來総本店系列(総本店直営、珍栄会)
- B ドラゴン珍來
- C 茨城珍来
- D 東金珍來グループ
- E 上記のどれにも含まれない単独独立系の珍來
なので独立系は出自が分かりにくく、単独で独立した経緯は店主に聞く以外分かりません。
それにしても辺鄙だと言っていい場所にあり、ほかの飲食店は全くなく、
街道にいきなり出てきます。
周囲は畑と倉庫ばっかり。
店舗に比して駐車場は巨大。
この幹線道路は輸送トラックや商業用トラックが頻繁に通る場所ゆえ、
安心していつでも停めれのはありがたいでしょうね。
オリジナルである総本店系の赤色からみたら、やや朱色かな。
このお店のシンボルはこれ。
「本日もうまいスープが出来上がりました」
という営業中を示す立て看。
カウンターのみ。
10名ちょいくらいが本来ですけど、今は一応ソーシャルディスタンスで
1席離しています。
厨房を取り仕切るご主人と奥様?かな。
確かに総本店系血統のメニューですね。
トージャンメンとは「唐醤麺」のことかな?
他の珍來ではみませんね。
土地柄パワーランチを要求されるでしょうから定食は人気じゃないかな。
ご主人が調理し、
奥様が餃子、洗い物、お会計担当。
本日のオーダーはこの2品。
いわゆる「タンギョウ」ですね。
タンメン 600円。
キャベツやや多めかな。
「本日もうまいスープが・・」は果たしてどうか・・
うん、いいんじゃないですか。
あの珍來の特徴である煮干しがプンとくる感じはなくも、
バランスがよくタンメンとして熱さもあって私は満足できました。
この麺は珍來製麺ではなく、まさにこのお店の手打ちじゃないかと想像します。
とても似ていますが、今の珍來製はなめらかでありながらモチっとしています。
こちらはもう少し弾力というか噛み応えがあって縮れも不規則。
いいですよ、これ。
餃子 400円。
珍來オリジナル=ジャンボ餃子からしたら二回りくらい小さく、
要するに一般的な大きさです。
これ、もしかしたら間違っているかもしれませんが・・・
鉄板の味が餃子に移っている。
いや、それがいけないという話ではなく、
すっぽん鍋みたいにこれまで焼いてきた数万個?で出来上がった
独特の味が餃子に移っているように思えたのです。
ご馳走様でした。
この日が初めてではないです。
すでに数回以上来ており、チャーハンやワンタンメン、珍来麺など食しています。
いわゆる世間評よりかは安定していると思います。
珍來、そして珍来は、他との比較で成り立つグルメを求めるのではなく、
この日、この1食を満足させてくれるかどうか、そこがレーゾンデートルだと思います。
このロゴタイプ=フォントは明らかにこの店だけのもの。
どの珍來グループにも似ていません。
そして一番のポイントは「珍来」の文字。
多くのグループが「珍來」であるのに、「茨城珍来」とともに「珍来」
これがミソじゃないですか。