あまりにも「S&Bの噂の名店シリーズ」をべた褒めしているので、
ちょっと自分でも「贔屓」じゃないかと思うところはあるものの(笑)、
どれもよくできているのが事実なのでそれも致し方なし。
今回の二つ「mandara バターチキンカレー」「珊瑚礁湘南ドライカレー」、
やはり認めざるを得なく、結局さすが噂の名店シリーズだけのことはあると脱帽です。
まずmandara=マンダラ。
バターチキンは今や確立された一つのジャンルだし、レトルトカレーに於いてもシリーズの人気を左右する存在とも言えます。
だから、どの店のバターチキンを持ってくるかが実に重要な役割。
噂の名店シリーズは「なるほどマンダラできましたか」という感じ。
色からしてトマト強めのマンダラ「チキンバターマサラ」そのもの。
まずこの時点の再現力で参りました!
なんといっても香りがいい。
食べる前から食欲を増進させてくれるのがインドカレーらしさですかね。
お店同様に胸肉使用。
これは・・・再現うんぬんではなく、もうカレーとして掛け値なく美味い!
エリックサウス同様300円を切るカレーのレベルではありませんな。
バターの風味はやや抑えられていて、美味しいトマトのチキンカレーのアクセントくらい。
スパイスも少なすぎずやりすぎず、
これは「KALDI バターチキンカレー」とともに最高位じゃないかと。
ちょいと比べてみたくて、
ライバルの「選ばれし人気店 シタール 濃厚バターチキンカレー」を直後に食してみました。
こちらはバターとクリームの強さが特徴のぜんぜん違うアプローチ。
この二つを相掛けして、途中ミックスしてみたら面白いかも。
続いて、「珊瑚礁 湘南ドライカレー」
このお店に行ったのはものすごく前で、それこそ1980年代の初めころ。
高校生から大学生にかけてめちゃくちゃ鎌倉に行ったのと、
大学生のときの彼女と湘南の海が定番だったので(笑)、そのころ何回か行ったのを最後に、
もう何十年も行っていません。
ドライカレー。
これはドライカレーじゃないですよね(笑)
ある程度ハイチのようなパサッとしたそぼろ的なカレーを予想していたので、
まんまとダマされました(笑)
確かに通常のカレーレトルトから比べたら水分量は少ないものの、
でもやっぱり「ドライ」ではないですよね(笑)
それよりもなによりも味ですが、お店の味は相当記憶が薄らいでいるので再現性はわかりません。
それにこのカレーは純監修商品ゆえお店そのもの再現とはちょっと違います。
ただ私の記憶の中では確かに「珊瑚礁」の系統だなぁと感じはします。
このクリーム系の甘さ、そしてカレーの濃さ。
ただパンチがいかんせんないというか、他の名店シリーズに比してボディがうすいというか・・。
絶対的存在のエリックサウス、プティフアラカンパーニュ、マンダラ、コロンビア8などに比べたら
1ランク落ちるところかもしれません。
これはこれでよくできているのでしょうが、他がすごすぎなので仕方ありません。