地方で、こういう雰囲気で暖簾を掲げている場合は
たいていは期待に違わぬお店なんですけどねぇ・・
うーん、たまにハズれるのも旅情かな、なんて(笑)
松本駅。
蕎麦の本場とはいえ、ラーメン店が案外多い。
ただここまで私としてはハズレくが続いていますですが(苦笑)
夜の街を歩いていると・・
「支那そば」の看板。
ちょっと惹かれる。
ラーメン藤
飾り気なく、これまたそそられる看板だ。
迷うなぁ。
この道にもラーメン店。
飲み屋街ゆえの「〆のラーメン」が多いのかな。
そして、
ラーメン とり栄
なになに、焼き鳥でもないのにこの店名。
うむ、なんかありそうだ!
・・・と思い暖簾をくぐったわけです。
お、雰囲気は悪くない。
いかにもローカルなラーメン店のよい感じ。
たいていはこの時点で「間違いないな」そう確信するのですが・・
このメニューで「おや〜?」と。
わからないでもないけど、ローカルなラーメンで、
しかもシンプルなラーメンと思われるなか、
この「デフレ値段」は危険かも。
綺麗に片されたカウンター。
こういうところは好感。
たのんだは「ワンタンメン」
ラーメンと100円違いなんでついウッカリ(笑)
一見、地方都市で楽しめる支那そば、あるいは中華そば風。
食べる前の姿はそれなりな気がします。
問題はこのスープ。
「あっさり」なのはいいんですが、
とにかくチカラがないというか、芯がないんですよね。
ラーメンのスープは
それがあっさりだろうがこってりだろうが「さらにもう一口!」の魅力があるわけで、
それがラーメンスープの芯だと思うわけです。
ペラペラなチャーシュー。
形がペラペラなことはよしとして、味自体もペラペラ。
これはダメでしょう。見た目のかざりだけの存在では。
だって、900円の一杯なんですよ。
私は東京のファッションラーメン(笑)は常に否定的ですけど、
900円(800円)ならもっと全力のチャーシューを乗せてますよ。
ワンタン。
これもチカラがないというか、あるだけというか。
やっぱり先に進めませんでした。
けっして、不味いとかではありません。
とにかく「もう一口」のチカラに欠けるのです。
どうなのかなぁ、〆のラーメンということで望まれたことを突き詰めてきたらこうなったのかなぁ。
もしそうなら、需要と供給に合っているわけなので、
フリで入った私なんかが文句いう筋合いはないのかも。
街中は「鳥◯◯」が多いこと。
松本といえば唐揚げ、山賊焼があるわけで、自然と鳥料理がたくさんあるのかも。
秋吉もあるし、
鳥メロもあるし(笑)
まだある(笑)
まだある(笑)
まだまだある(笑)
しかもまたラーメン店に「鳥」(笑)
次はラーメン屋を選ばず鳥料理の店にまず入ったほうがいいかな(^◇^;)
とり栄
ジャンル:ラーメン
アクセス:松本電気鉄道上高地線松本駅お城口(東口) 徒歩27分
住所:〒390-0811 長野県松本市中央1-2-24(地図)
周辺のお店:ぐるなび 松本×ラーメン