何年ぶりですかね、以前はなにかとよく寄ったなぁ。
房総の、いや関東の「秘境ラーメン」といわれ、さらには「日本一行きにくいラーメン店」ともいわれている、
「アリランらあめん」の「らーめん八平」を久しぶりに訪れました。
やっぱり美味い！
千葉三大ラーメン（他は竹岡式、勝浦タンタン麺）ではいちばん知られていないけど、
関東スタミナラーメンの雄はここに健在。
たしかに「秘境ラーメン」「日本一行きにくいラーメン店」の称号が付くのは分からなくはありませんが・・
はっきり言ってオーバーです（笑）
それは公共交通機関ではそう感じるところがあっても、クルマであればむしろイージーなくらい。
大多喜、養老渓谷のドライブついでならそう苦にもならないくらい。
ただ・・・「秘境ラーメン」「日本一行きにくいラーメン店」と思い、
これも一つのマイクロツーリズムだとして楽しむのはこの時代大いにアリ。
こののぼりが周囲にあるので目印ですね。
こんなところに松明・・・消防法上いいのか？（苦笑）
こういう場所に来るんですから、そりゃ秘境気分にはなれます。
ラーメン店としては最大級の駐車場。
しかもゴム敷き。埃対策かな。
古民家の味をそのまま生かしていますね。
以前とは変わった注文方法。
まずここで注文を済ませるのですが・・・
なにしろおばさんたちが忙しすぎて（笑）なかなか受け付けてはもらえません。
が、こういう秘境なんだからイライラすることなくゆったりと待ちましょう。
さて今日は・・・アリランラーメンの大にしよう。
高いは高いですが、ここのあの調理を思えば決して理解できない値段ではないです。
支払って番号札をもらいます。
この日猛暑で、お水を飲まねば倒れそうなくらい。
セルフの冷水は助かります。
しかし古民家にこの銅像は・・（笑）
この表示に従いステイ。
どこで待っても自由。
エアコンの効いたクルマで待っている方もいましたが、それはちょっと・・・
ところでなんでアリランかといえば、
『アリランらーめん』とは
当店独自の調理方法により、玉ねぎをベースに 豚肉・ニンニク・ニラ・ネギを使用したピリ辛らあめんです。
『アリランらあめん』の由来
その昔、韓国に「アリラン峠」という峠があり、その峠にまつわる物語の歌があったそうです。 そこで、当店の場所も峠であり、「昔の峠越えというのは非常に困難で元気を出さなければ越えられなかったはず」そんなときに体力のつくものを・・・というイメージで考案されました。
【 『アリランらーめん』は八平の登録商標です 】（アリランらあめんHPより）
ということだそうです。
女性のみでの運営。
鹿児島ののぼる屋のよう。
待つこと約1時間。
40番が呼ばれるまでにまだもうちょっとかかります。
まぁ、気長に待ちましょう。
店内が片付いても慌てずまだ待つ。
カウンターに呼ばれるかな？
と思ったら横一列の座敷でした。
！！！！！！！！！！！！
店内気温45℃！！！！！！
コロナ対策ということで仕方ないかなぁ。
お客さんの方はそうは長い時間いるわけではないのでいきなり熱中症にはならないでしょうが、
厨房は大丈夫かなぁ。もちろん対策は取られているのでしょうが。
たいへん久しぶり。
アリランらあめん（大）。
このときの独特のローストオニオンの香り。
これがたまらない。
キャンプの時のダッチオーブンでローストオニオンを作る、あの香りと全く一緒。
単に炒めた、単に煮込んだ、それ等のスタミナラーメンとは違うんだよなぁ。
調理としての仕事がキッチリされているので、
チャーシューメンとこのラーメンが同価格なのは私は不思議なく納得できます。
にんにくも相当量は入っているし、ニラも多すぎず少なすぎずちょうどいい。
ガツンとくるけど嫌味もないし、むしろスッキリ。
料理として一本筋が通ってる。
意味がないものが乗るわけでもなく、具材とラーメンのこの一体感。
だから麺もベストマッチ。
ガツガツいけます。
ガツガツいけます。
どんどんいけます。
止まらないですね。
そういえばいつのまにか気温45℃とか完全にぶっ飛んでしまいました。
今度は極寒のときにも食べてみたい。
さぁ”峠越え”はもうすぐ！
まさに、ありがとう。
ところで・・・
「アリランラーメン」「アリランらあめん」「アリランらーめん」
どれなんだろう？（笑）
今だ外も猛暑だけど、なんか食べ終わって爽快な気分。
帰りのクルマはエアコン全開。
風呂上がりの扇風機あたってるときみたいな感じ。
同時にこの道を下るとプチ秘境旅行の気分がふたたび蘇ってきました。
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