
なにしろタイトルが「町中華紀行」ですから、
ちょっとした旅先でいい町中華を見つけたときは嬉しい思い出になります。
そしてありました。
千葉県は県北東部は横芝光町の、中華料理「幸楽」
この名前だけであのテーマ音楽が流れてきそう(笑)
町中華には多彩な店構えがありますが、
たまにこういう大型ロードサイド店がありますよね。
町のメイン街道126号線。
またラーメン店が実に多い。
「自家製玉子入り麺」
これ、80~90年代でちょっと流行りましたよね。
町中華の使われ方として、1階は通常の店舗、
2階は宴会場というパターンが多いのでこういう店構えが多いのでしょう。
ちゃらららららら・・
つい、あのテーマ音楽が(笑)
角野卓三じゃーねぇよ!
意外にも中華中華していない店内。
たぶん近いところで改装したのかな?
中華だ(笑)
なんと!
絶滅したかと思われた犬小屋がこんなところに!
いいですね、純町中華メニュー。
手延べわんたん、って。
このお店はかなり手作りに力を入れているのかな。
中華の定番がずらり。
エビチリのラーメンセットとかエビマヨのワンタンセットとかは珍しい。
が、今日はオーソドックスにラーメン。
町中華の基準ですからね。
なんと!!!「老麺」の表記。
これは珍しい。
一説では発酵生地を意味するという話もあり、
自家製麺や手打ち麺であるときにこの使われ方をしますね。
どうしても頼みたかったのがシューマイ。
なんか、最近シューマイ党なんですよね。
んん?水がうまい。
さりげなくこういうこと大切な気が。
ラーメン。
なるほど、ラーメン屋のラーメンではなく、
町中華のラーメンの顔ですね。
ねぎを片側に寄せてるのがいい感じ。
エビシューマイもすぐに到着。
揃いました。
これですね。
自家製たまご麺。
中太ストレート。
青菜。もうちょっと入れてほしかった(笑)
チャーシューは期待通りのももチャーシュー。
シューマイはグリーンピース!
そうそう、片栗で固まってるのがシューマイ。
かなり海鮮系。アサリのむき身も入っていました。
この麺、いまの時代の麺に慣れた人には物足りないかもしれませんが、
本来はこういう麺が中華麺で、現在の中華そば系の麺はネオノスタルジック中華麺といってもよく、
現存するクラシックはこういった麺。
けっして過度なツルツルモチモチではなく、サラっとした弾力でスッと入ってくるやさしい味わい。
辛子はどうしてシューマイをおいしくしてくれるのか。
ご馳走様でした。
ここで製麺しているのですね。
町中華で製麺をしているのは立派。
懐かしの周富徳さんの色紙が。
クルマで回る町中華もいいものです。