前回が前回なので、セブンイレブンのレトルトカレーにはいまいち期待ができず・・
果たしてその予感を裏切ってくれるかどうか、
やや高めの「味わい深い 欧風ビーフカレー」＆「スパイス香る チキンカレー」でリベンジマッチです。
では最初に「味わい深い 欧風ビーフカレー」
製造はハウス。
たしかにビーフは安定のメーカーですし、業務用にも定評がありますから。
まず、パッケージと圧倒的に違うこの具材の無さ感。
無いわけではなく、あるように見えないともいえるのですが、
かけてこれだとちょっとがっくりかなぁ。
いっぽうで「ごろっと野菜カレー」を出し、いっぽうでこれだというのはいいのかなぁ？
製造メーカーが違うとはいえ、
そのバランスを企画（セブンイレブン）側で調整しないといけないのではないかと。
ところが、本当に具がない（笑）
マッシュルームは沈んでいるだけで少しはありますが、
牛肉は満足できない大きさが二つあっただけ。
これはちょっといけません。
このレベルの肉片が二つというのは100円カレーとほとんど変わらないのでは？
さてタイトルの「味わい深い欧風ビーフカレー」かというと、
どうだろう、60点くらいの出来じゃないですかね。
まず味わい深くないです（笑）
やはり中村屋のビーフスパイシーくらいになって初めてそれは言えるのかな、と。
そうですね、やっぱり「業務用」のあの味です。
なので安定のビーフカレーの味ではあっても
「おお、これは！」と思わせるようななんらかのパンチはないです。
はっきり言ってしまえばカレーマルシェともどこか違うの？と思ってしまうのは否めません。
安定の味ベースにプラスして、
「もう一歩」何か抜け出してもよかったんじゃないか、そんな気がします。
変わって「スパイス香る チキンカレー」
製造はスパイスとくればのエスビー。
これは期待していいか？
この文言からするとどうもイヤな予感。
ありがちな、書くとウケる文言しか並んでいないので。
ビーフとはちがってたしかにこれは炒め玉ねぎベースのとろみです。
チキンはゴロっとしておらずほぐされている感じ。
ジャガイモはある程度の大きさを保持。
悪くはない、悪くはないけど、積極的にこのレトルトを選ぶ何かはなく、
ビーフ同様に「中庸」に落ち着かせた感じです。
スパイスもそれなりだし、味の深さもそれなりだから、
ホームランは最初から狙わず、とりあえずシングルヒットにはしておこうみたいな。
これがコンビニカレーということなのかなぁ・・
だからか後半がぜんパワーダウンするんですよね。
例えば強い味ではなくても高度な平均バランスで最後まで押し切る、
そういう力がないのですね。
その辺り中村屋系、カルディ系は優れているんだよなぁ・・
ハウスにしても、エスビーにしても特徴を出さないようにセッティングされると、
どうも業務用になってしまう（笑）傾向があります。
けっして不味いカレーではないけれども、
あとひとつ、あとひとつ、パンチのある何かがあれば・・・
by sammag
| 2020-08-27 23:05
| レトルト★カレー
|
Trackback
|
Comments(0)
