もしも・・・千葉県の有野実苑オートキャンプ場へ行くのなら、
農園リストランテ「ヴェルデューレ リッコ」に寄られてから帰る、
もしくは寄ってからチェックイン、いやチェックインしてから寄る、
要するになんでもいいのですが(笑)、ぜひ立ち寄ってお帰りください!
強力にオススメいたします。
あ、ワイロとかもらってるわけじゃないですよ!(笑)
これ、コロナ自粛前の話です。
なので全く樹々に葉がないわけです。
こうやって思い返すとすごい時間が経っているのですね。
「verdure ricco 」とは、普通に訳せば「豊かな野菜」、
verdureってやっぱりverde=ヴェルデ(緑)からの派生とすれば、
野菜のリストランテというだけではなく、この有野実苑そのものを表しているよう。
リストランテ以前も農園レストランではありました。
なのでこの建物自体は非常に歴史があります。
私の千葉におけるキャンプスタートはこの有野実苑と言ってもよく、
そのときにはもう原型はありました。
外から見たらこうなってるとわからないでしょ。
もしかしたらここに来るキャンパーの大半がこれを知らずに帰っているかも。
私自身イタリア全土を知ってるわけでは当然ありませんが、
少なくとも数十回のイタリア渡航の田舎の旅の途中には、
こういう雰囲気を持つところがあるんですよ。
もちろん木造ではないですよ。けれどこの空気感はソレ。
地元の方がその空気感を作っているんですよねー。
この表のテラスの風景は2000年以前と全く一緒。
さて、ランチメニュー。
アンティパストミストに、生パスタかピッツァ。
ドリンクとデザート。
うーん、今日はパスタなんだけど、
こりゃ迷うなー。
芝山めめんち・・・これはいったい??(笑)
この日、ご一緒していたのはこの有野実苑の現社長鈴木さん。
社長はキャンプ大好きの人。
そしてエアスト大好きの人。
あ、社長と一緒だったからおべっかでこの食レポやってるわけじゃないですよ!(笑)
ちなみに、会長は元日本オートキャンプ協会理事で、
日本のオートキャンプの発展にはとても寄与された方です。
この言い方だと故人みたいになってますが(笑)めっちゃ元気です。
今やどのキャンプ場でもゴールデンルールになった「22時就寝」は
有野実苑鈴木会長の発案であり、この呼びかけが長い間に全国に浸透したものです。
私も半分くらいは持っているかな。
こっちは1個しかないです(笑)
25周年?
あれ?もっと長いと思うのだけど・・
オートキャンプ場ということでの話かな。
んん?
なにこれ。
タブレット型のお菓子?
実は・・水を吸わせると、、、
おしぼりになるという。
これ、知らなかったの私だけ??
世の中的には「携帯おしぼり」は有名??
実は昨年お台風被災以降でこれにされたそうです。
なるほど災害グッズという視点でもあるのかぁ。
季節の前菜盛り合わせ。
カボチャの冷製ポタージュ。
野菜の生春巻き。
ちょっとベトナム風かな。
これ、何であるか名前を聞き忘れてしまった。。。
山武の季節野菜のディップ。
バーニャカウダソース。
山武のポロネギのペペロンチーノ。
思った以上にボリュームがある!
ポロネギ以外の野菜もどっさり。
うわ!ポロネギの独特の甘さとコクが絡まっていてこれは美味い!
フランス料理ではポロネギはメインを張れるほど味の濃いものだけど、
これをパスタソースにきっちり仕上げるとは、
いやー、これは慧眼だなぁ。
あとで知ったことなのですが、
山武(郡)のネギは東京都下の食卓を支えているほどの一大産地なんですね。
食後はハーブティー。
このデザートは特製のほうです。
当然山武の苺(こちらも一大観光農場)です。
このコロナでその後壊滅的な被害に・・・
イタリアにはまずないスタイル(笑)
夜もいい雰囲気ですよ。
6月現在、こんなにも葉が繁ってまさに「ヴェルデ」状態です。
コロナから少しずつ平常に戻り、自然を楽しむことができるようになりました。
アウトドアとともに、食でも大地のメッセージを存分に味わいたいですね!