町中華紀行

【町中華紀行⑧】稲毛区宮野木「中華料理 千番」のラーメンとチャーハン ~「千番」という店名の由来推測

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花見川の来々軒に続き、

こんなに身近な町中華を四半世紀見逃していたことに改めて大反省。

でも、今、間に合いました。

千葉県稲毛区、中華料理「千番」

ここに、ラーメン、チャーハンのスタンダードがありました。



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一般的には目立たない場所です。

すぐ近くにシャトレーゼがあるくらいで、幹線道路沿いながら目立ったお店はない場所です。




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以前からこの店を知らなかったわけではなかったのですが、

どこか「わざわざ寄るほどのお店じゃないだろう」という気持ちが正直ありました。

町中華の価値に目覚めなかったら。


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入口の独特の欄干の模様。

赤いテーブル。

無造作なカレンダー。

斜めを向いたテレビ。

テーブルの上のスポーツ新聞。


平成生まれの方には特にピンとこないかもしれませんが、

私のように前東京オリンピック前後生まれだったら誰でも記憶に刻まれている景色


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コカコーラ冷蔵庫。

レトロインテリアではないホンモノ。


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御献立表

そんな言い方も、もう聞きませんね。


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ラーメン 四五〇円

この値段に哲学的なものすら感じます。


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そしてチャーハン

町中華のインデックスはチャーハン

五目チャーハンをたのもう。


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「ラーメンと、チャーハンお願いします」

「セットがあるけど、それでいいかな」

「あ、ほんとうだ。それでお願いします」


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ベテランご夫婦お二人でお店をされていらっしゃいます。


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目の前に運ばれてきた初対面の感想。

ほっとした」です。


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ある一点のインパクトを除いて。


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チャーハンも「こうあってほしい」と勝手に想像していた通り。

やはり、ほっとしました。


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そして、この湯気

なぜ、今のおしゃれラーメンたちはこの湯気を立てないのだろう??


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ネギの散らす位置にさりげないポリシーを感じます。


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料理人とは、一皿に絵を描く人。そんなことを思いました。


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小松菜

小松菜は関東の野菜。

関東のスタンダードラーメンには本来欠かせない彩り。


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ナルト


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チャーシュー


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そしてインパクト大のメンマ

穂先が乗っていたのが驚き。


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ああ、ありがとうございます。

この味でいてくれたことに感謝です。

昭和の人間の求めるど真ん中です。

心の声です。


たしかに、ちょっと化学調味料の味もします。うまみとして。

排ガスゼロのクルマに乗ってない私が「化調がうんたら」は口に出せません。


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この中細の軽いウェーブ麺は、正直思った以上です。

この日のゆで具合もよく、

しゃっきりと具合よくスープを絡めながら手繰ることができました。


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そしてこの穂先。

もしかしたらたまたまこれが乗っていた日なのかもしれません。

実際食してみると、これは炒り煮ではなく含め煮のタケノコなのかも。



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ここでチャーハンにスイッチ。

誰がどう見てもチャーハンてこれでしょうという外観。

このままゲッティイメージズに登録したいくらい(笑)


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空気を含み、ぎゅっと詰まっていないことが分かります。


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チャーハンにおける「ピンク色」は

どんなファッションの「挿し色」よりも美しいくらい。


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これが日本のチャーハンの味と言わずしてなにがチャーハンなのか。

当たり前すぎることに、むしろ感動しました。


以前ある日本の優秀なバッターがこんなことを言っていたのを思い出しました。

「ある時、あまりに素晴らしいど真ん中のストレートが来て、バットを振るのをわすれてしまった。

その美しい軌道につい見とれてしまい・・・」


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ぎゅっと締まったチャーシュー。


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このチャーシューがラーメン以上に効いているのがチャーハン。

口の中で踊っています。


ゴロっとしたチャーシューが入ったチャーハン

冷凍食品のパッケージに書きたいくらい(笑)


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ご馳走様でした!

ハッピーな時間でした、ほんとうに。


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さて、「千番」という名前なんですけど、

よく言われる通り、中華料理店にはよく耳にする「番号」「番付」

「一番」「五十番」「百番」「8番」などなどがありますね。

私の育った場所での町中華屋さんは「五十番」でした。

諸説いろいろあるようで、どれがどうなのかは伝播していく中で様々変わっていったのでしょう。

私の推測として、大元はこれではないかと思われたのが、


です。

明治時代、横浜の山手にあった外国人居留地に移り住んだ中国人が中華料理店を始めたのが「五十番」の創業と云われております。
当時の外国人居留地には一番館~百番舘ほどの建物があり、「五十番館」に住んでいた中国人が、店名に自分の住所を名付けたことが由縁になったと聞き及んでおります。

これ、フランス料理の老舗なんかもこういう店名のつけ方があったりするので、

符号としては自然な気がしました。(気がした程度の根拠です)


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で、もどってこのお店の名前「千番」

このお店の住所をみると、「千葉県千葉市稲毛区宮野木町1071

千番台、です

やっぱり、だからじゃないかなぁ。

それに、千番って聞いた感じも思い切りがいいし、飾ってあった「千客万来」にも殷を踏んでいるし。

もちろん真実は知りません。


ちなみに私が住んでいる場所は現在地番が変更になっていますが、昔は2000番台でした。

「中華料理 二千番」

なんかハンパで、これはダメですね(笑)


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お店の前の軽自動車は、換気のため入口を開けっ放しにしつつ、

幹線道路と直接接しないための工夫でしょう。


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隣にどでかい駐車スペース。

そうだとははっきり明示していませんがおそらく私有地なんじゃないかな。


ああ、やっぱり町中華は奥深いなぁ


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千番
ジャンル:中華料理
アクセス:千葉都市モノレール2号線穴川(千葉県)駅 徒歩29分
住所:〒263-0054 千葉県千葉市稲毛区宮野木町1071(地図
周辺のお店:ぐるなびぐるなび 稲毛×中華料理




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by sammag | 2020-06-21 00:05 | 町中華紀行 | Trackback | Comments(0)

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