
さすが中村屋!
日本カレーのスタンダードである中村屋自身で、
ド直球の「インドカリー」と名乗ったら、
それ相応の内容でなければならないわけですが、
これはもう脱帽ものの完成度で、もう恐れ入りましたという感じです。
インドカリー 中村屋「ビーフスパイシー」
中村屋はパッケージ裏の説明が上手い!
KALDIも少しは見習ってほしい(笑)
まぁ、中村屋のように歴史があるかないかにも拠りますね。
地味って言えばそうだけど、
具材の大きさ、カレールーの色の深み、
そして鼻に抜ける鋭い香り。すばらしい!
やはり実物の「品格」がちがう。
ビーフのこの大きさは納得でしょう。
じゃがいももしっかりに崩れたりせず原形をとどめている。
口の頬張れば、最初にくるフルーツの酸味と玉ねぎの甘み、
そして後から尖りすぎていない、かといってちゃんと主張しているスパイスの香り、
何もなくなっても舌には残るビーフらしいまろやかな旨味。
この値段帯のビーフカレーが束になってかかってもこの完成度にはかなわないでしょう。
KALDIのスパイシービーフカレー、
S&B 噂の名店シリーズ「プティフ・ア・ラ・カンパーニュ」
も相当なハイレベルだと思うんですが、
そこは中村屋、伝統で作り上げた奥深さで数歩リードしている、そんな勢いです。
もしこの先何か贅沢をしてもいいということがあれば、
このレトルトを3ついっぺんにお湯にかけて、3回お代わりしたい!!(笑)