5月30日、初めての試み「空想キャンプ場」に参加させていただきました。
WEB上に展開されたキャンプイベントであり、
こういった時期だったからこそ成しえた
キャンプへのアプローチの新しいカタチの模索でした。
結果、大成功だったでしょう。
開けてみれば延べで250組の参加。これ、リアルだったら一大イベントです。
いったいどうなるのだろう?と誰もが思ったなか、
まずはやってみる!その心意気が参加者全員の熱気となり、最後までよどみなく進んだと思います。
途中つっかえるようなことがありはありはしましたが、
それはそれでリアリティだし、むしろテレビ番組のような作られた感がなくそれも結果よかったのではないでしょうか。
さて、私も最初から最後までほぼ参加していたので、少しだけ振り返ってみたいと思います。
緊張の開始直前オールスタッフたちの最終打ち合わせ。
これは流れていないの貴重な1枚(笑)
打ち合わせというより、接続の確認といったほうがいいかな。
Zoomなどのむずかしさはほとんど回線に依存しているので、
これはこの先世の中的として劇的に改善されていくんじゃないかという気がしています。
順次キャンパーさんが参加されてスタート。
管理人麻代さんのガイダンス、
そしてトップバッターは私。
参加の方々の音声は基本ミュートされていますが、
この時は一斉に解除して「SAMさーん」と呼んでいただき、私が登場。
もう画面上では登場していましたが(笑)
冒頭、ウィズコロナ時代、この先のキャンプをどうしていこうかという課題に対して、
現在提唱している「3つのニューノーマル」について話させていただきました。
短時間だったのと、いきなりこんな説教じみたことを長々聞かされても(笑)というのもありましたので、
詳しくはよかったらこちらで続きをご覧ください(笑)
▼ 土曜日には話せなかったこと ▼
そしてキャンプ場へスイッチ。
ここからが「空想キャンプ場」の本領。
「キャンプ場」なので(笑)
Google earth を使ってキャンプ場へ迫っていくのは「らしい」アイデア。
そして「キャンプ&キャビンズ」さんへ。
現在はまだ休業中ですが、
なんといっても関東有数の人気キャンプ場ですから
多くの方の「待ちきれない思い」もあって注目だったと思います。
そういえば、C&Cのカラーがなんで「黄色と赤と黒」か知ってますかぁ?
知らなくてぜんぜん問題ありませんが(笑)
場内の生ガイド中。
見ていて非常に可能性を感じました。
確かに動画による場内案内はやろうと思えばできたわけだし、
オンデマンドでも、ライブストリーミングでも可能でした。
見る側は「情報収集」、見せる側が「情報提供」が目的。
それは変わりません。
ところが今回はあたかも
「バスガイドがそこにいる人たちを引っ張って歩いている」
そんな感じだったんです。
顔こそ見えていないけど、Zoomがすごいのはそこに「一人一人」がいる感があるのです。
もちろん私がどうこうではなく、C&Cのスタッフの皆さんがどう感じたかのが大事ですけど。
なので、妙な言い方ですけど「情報」カツカツじゃなくて、
適度な無駄時間(本当のムダではなく、間という意味・・笑)がいい感じを醸し出してくれているのです。
編集もされていないですし。
これは空想キャンプ場の本領発揮の瞬間の一つじゃないでしょうか。
ツリークライミング体験とテント早建て中継。
どちらが「らしい」といえば、テント早建て中継だったかも。
ツリークライミングはしっかりとした「情報」、
いっぽうテント早建て中継ははっきり言えばなんら情報性なし(笑)
ところが、そこにいた人への惹きつけ方がめちゃくちゃ強い!
キャンプの楽しさって「この特に意味のない感」(笑)の共有にたくさんあると思います。
キャンプを情報だけで固めて身軽になれないなんてつまらないし、
いつかそれに疲れて飽きていってしまいます。今はそうお思わないかもしれませんが。
情報半分、意味のないこと(=何が起きるかわからない感)半分、このくらいがちょうどころあい。
あ、ツリークライミングが不必要とかを言っているわけじゃなく、
今回その両方があったのでうまいバランスになった、という意味です。
このあとずぼらママさんへスイッチ。
なぜかそのときの画像がキャプできておらずスミマセン。
その時に出た話で「星のきれいなキャンプ場」の話が出ましたので、
いちおう「星のソムリエ」として補足しますと(笑)、
どこが星がきれいかということとは別に、
どのキャンプ場でも”星がきれいなタイミング”というのがあります。
多くの方がそれを逃してしまっているのがちょっともったいない。
これを逃さないコツについてはいずれCAMP HACKでお伝えします(笑)
続いてキャンプ場に戻り、
千葉の「昭和の森フォレストビレッジ」の中継。
私もここで星空イベントを2回ほどさせていただきましたし、キャンプもさせていただきました。
まだ出来立てくらいの時にも行ったなぁ。
ロビーがまだソファすらなかったくらいだったかも。
今は全然違います。
場内の中継と共にキャンプ場の新しガイドラインを説明してくたのは実によかったです。
これはいい意味で疑似的体験になっており、新しい基準の一例を呑み込めたんじゃないでしょうか。
そしてリモートヨガ。
私はこの時洗濯物を取り込んでいたのですいません、プチ欠席中(笑)
そして管理人さん他 Famicampの皆さんによる「親子でうどんを作ろう」。
全員でうどん作りの生中継。
C&Cの時もそうでしたけど、
1対1の双方向性以上の、多方向性が面白いですね。
「みんなでやってる感」「みんなで参加している感」
※全員といってもビデオがオンで映ってもいいよという方のことです
で、うどん作りの後にここでプレゼント争奪!
実は、前日急に思い立って、
UNIFLAMEさんに「空想キャンプ場」のことを話しダメ元で協賛をお願いしてみたら、
「ぜひ、お役立てください」と、なんと3商品も提供してくださるという、
とてもありがたいお返事を頂戴することができたのです。
東京のNさん、本社のT事業部長、どうもありがとう!!
そこで第1弾(羽釜3合)をこの時間で開催。
Zoomの一部の機能を使って手上げていただいた方から・・
こちらのご家族様に決定!
おめでとうございます。
そして後半戦はUNIFLAMEからうまいこと新潟つながりとなった(笑)、
長岡の「おぐに森林公園キャンプ場&和島オートキャンプ場」へスイッチ。
案内は謎の宇宙人「オグニー」が慣れない日本語でやってくれます(笑)
こういうのもいいですね。この意味の無さ感(笑)
「空想キャンプ場」なんだから、宇宙人とキャンプして全然いいでしょう。
むしろ宇宙人側がキャンプ場を管理しているというのが大シュール(笑)
コロナ明け、今日からサイト半数でのオープンということで、
そのみなさんの様子が見れたのがまた良かった。
図式でいうと、宇宙人が地球人にインタビューしている図です(笑)
私のよくイベントで
「もし月でキャンプしたら、ペグはソリステ200が必要だ」とかくだらないことやってるんですけど(笑)
いつかオグニーと共演して「宇宙的キャンプの仕方」の方法を論議して
コスモインターナショナルなキャンプを広めたい!(笑)
空想!空想!(笑)
そして夕陽の名所「和島オートキャンプ場」へ
今は日長なので、後ほどまたということで。
で、再びUNIFLAME製品争奪戦2回戦!
今度はプレゼンターはキャンプ&キャビンズさん。
あたったよー!おめでとう!
そして旭市の海上キャンプ場へ。
ここも管理人さんが場内案内。
この時、参加者に某協会の偉い人がさりげなく参加していたのでビックリ(笑)
放送コードぎりぎりか?(笑)
だいじょうぶ。穿いてます(笑)
そしてみんなの掛け声で・・・
キャンプファイア点火!
各キャンプ場も一斉に。
そしてギターリスト古川茂雄さんの生演奏&焚き火BGM。
お、間に合った和島の夕陽。
こういうシチュエーションチェンジとミクスチャーは「空想キャンプ場」の強み。
そして最後の賑やかし!
なんとファイアグリルのプレゼント!
いちおう商品手配した人物なので
1回くらいプレゼンター役が回ってくるのかな?と思いきや・・・
・・・なんという人望の無さ(笑)(笑)
それはともかく(笑)、この喜びように
手配してよかったです(^^)
全員ミュートは外してのパプリカ合唱に続いてフィナーレへ。
参加キャンパーさんのチャットが次々入ってきます。
以前も書きましたが、
キャンプ場からいろいろ中継しちゃったら、キャンプ場に行く必要がなくなる?
そんな危惧も抱くこともあるでしょう。
けれど、やってみてやはり心配はいらなかったですね。
キャンプ、キャンプ場に求めるものは、「五感で感じるもの」を”そこに”得に行くため。
「空想キャンプ場」はその五感の刺激ではあっても、実感たることはありません。
逆に言えば、「実感へ導く素晴らしい想像の源」であったということです。
そして今回は「時を得た」ことも重要なカギ。
3か月前でがダメで、2か月先でもダメだったでしょう。
今後、これがどうなるのかには大いに期待です。
ただただ2回め、3回めではなく、どういう時にまた「時を得る」かでしょうね。
そこは「空想」なんで、夢広げて。
「空想と想像が生きることを豊かにする」 - アルベルト・アインシュタイン -