本日5月13日、ジャンボ鶴田(本名:鶴田友美)さんがお亡くなりになって20年。
もう20年も経ったのですね。
先日「当時」の証言が多数生まれている話をさせていただいたなかにもジャンボ鶴田さんのエピソードが多数ありました。
動画こそありませんが、ジャンボ鶴田証言者の筆頭である天龍源一郎さんのインタビューも公開されています。
プロレスファンはぜひ全文読んでほしい連載です。
動画並みの証言が多数。そしてジャンボ鶴田さんへの特別な思いが散りばめられています。
俺ね、ジャンボ鶴田が早く亡くなったから、「あぁーこの歳まで生きたな」っていうのもありますよ。ジャンボだって早く亡くなって、やりたい事がまだまだあったんだろうなと思う。彼のことに思いを馳せることもある。
やっぱり心から感動したのは、彼が病気にかかってドナー移植を求めてフィリピンへ行き、亡くなる直前に俺に電話をしてくれたこと。それは俺が彼のライバルだったから、仲間だったから。つらい気持ちを吐露したときに、天龍だったら何か呼応してくれるんじゃないか、そんなことをジャンボが思ってくれたということ、心を開いてくれたということが、今でも本当にうれしいよ。
今年はジャンボが亡くなって20年。取材で「ジャンボ鶴田さんはどんな人でしたか?」と聞かれる機会が多いけど、家族を大切にしているから、レスラー仲間との付き合いが悪くなる。結果「ジャンボとはあんまり付き合いがない!」と、悪口みたいになってしまうんだよね。それを読んだ読者に「天龍は亡くなった人の悪口を言って!」と怒られるわけよ。でもね、レスラーのジャンボの悪口っていうのは、彼の家族愛への裏返しなんだよ。こっちは「俺たちはジャンボの家族愛をわかったうえで言ってるんだよ!」っていうことなんだよ。
やはりこの日、この「J」を聞かないわけにはいきません。
伝説の大阪城決戦、60分ドロー。無類のスタミナ。
プロレス博士船木誠勝選手が和田恭平さんを通じての分析。
その強さは「象」「究極のマイペース」と評しています。
新日への移籍話という驚きの話も。
空想の鶴田戦も船木選手ならではです。
「久しぶりにジャンボに会えて・・ もう会には来ないね、ジャンボ。 会う時は・・・です。」
目頭が自然と熱くなりました。
オー!