この目で見て、ちょっと信じられないくらい。
平日なのに、休日かと思わせる「にぎわい」がそこにはありました。
確かめたのは二か所なので、決して世の中全般ということは言えません。
ただ、明らかにこれは今までにはなかったこと。
私が言うのではなく、その施設の方が言うので間違いないでしょう。
有野実苑オートキャンプ場。
そもそも人気のキャンプ場で、週末ともなればシーズンを通して賑わいます。
着いてビックリ。
こう言っては失礼ですけど、平日でこの車の出入りはフツーないです。
これは土日のチェックイン・アウトの光景です。
もちろん、キャンプをしに来る、キャンから帰る、です。
これも平日では絶対に聞くことがない「子供らのあそび声」
社長にお聞きしたところ、この週末3連休、翌週はすでに満員だそうです。
一方平日では「デイキャンプ」がとても増えていて、
なおかつママさんたちが子供を連れてくる、そういうパターンも多いとのこと。
キャンプ場がこの時期賑わえるもう一つの理由が「暖冬」。
これは結構大事な要素で、このハードルが少し低いだけで
「キャンプ行こう」へ踏ん切りがつくものです。
場所を移して「THE FARM」
え!どんどんチェックインの方が来る。
コテージにガンガン人がいる。
のんびりハンモック。
!!!!!!!!!!!!!!
平日ですよね??(笑)
収穫体験のこの人数は週末の光景とまるで変わらない。
ファミリーも多いけど、大学生くらいのグループも多かったかもしれません。
この騒ぎとは関係なく元々試験休み期間だし、
居づらい都会を離れて農園に向かったというのも分かろうというもの。
グランピングも賑わってましたねー。
賑わっているのはもちろん商業的にはいいことではありますが、
いっぽう通常とは様相が違い、スタッフの確保がとても大変。
スタッフの方々にもご家族(お子さん)がいらっしゃるので、とてもそのやりくりも難しいことのようです。
さらに健康管理のボーダーラインも厳しいわけで・・
そしてキャンプサイトもこの通り。
繰り返し言いますが、なんでもない平日の光景です。
冒頭申し上げた通り、これがすべてを語っているわけではありません。
ただ、特異な状況が起きていることは事実だと思います。
これを、いい悪い、是か非か、それを言うことはできません。
都会の人混みや、密閉された集団を構成しているところとは環境が違いますので、
そもそもそれを問う対象ではないでしょう。
施設側も行うべき対策を施したうえお客様を迎えてくれています。
開花、芽吹きの春。
生命力のシンボル。
このような時、そういう場所を求める、
これは自然なる本能なのかもしれません。