チャーハンはパラリ、常識的にはそれがよいと言われます。
ところが世の中には私同様に天邪鬼がいるもので、ベチャっとしたチャーハン、いわば「べチャーハン」(笑)を賞賛する人もいます。
その賞賛に値するチャーハンを提供してくれる町中華が千葉県稲毛にある「太閤園」です。
総武線稲毛駅西口。
繁華街の逆。
ロータリーの先、交番から続く斜めの道に入ります。
私が勝手に呼ぶ「閉店ストリート」(笑)
歩いて数十秒。
完全にブラインドされ始めてならスルーしてしまいそう。
まぁ、分かりづらいですよね。
駅から近いから駅中華とも言えなくありませんが、駅付近利用者にはまず見つからないので(笑)やはり町中華と言った方がいいでしょう。
老若男女・・
若はほとんどいない?
いや、そんなことはない!(笑)
お昼13時までは避けた方がいいでしょう。
とにかく喫煙サラリーマン、喫煙ワーカーの煙の充満度がすご過ぎます。
女性やご家族連れは熟知しているようです。
この類推できない不規則な定食アルファベット(笑)
どういう規則性があるのか、東大王でも解らんでしょうな(笑)
基本的には日本的な町中華メニューなんですが、ちょこっと中国料理寄りのもありますね。
厨房で一人腕を振るうご主人。
大変丁寧に調理されていて、それが一品一品ずつだからどうしても時間がかかってしまいます。
そのこともお客さんはは重々承知していて、
誰もイライラすることなくのんびり自分の番を待っています。
私も25分すぎていますが別に急ぎません(笑)
ここに来るということは、そもそも急いでいないので。
ただただ、待つ。
で、餃子が到着。
ああ、チャーハンまで待てない(笑)
この姿を見てもとても丁寧に作られているのが分かるというものです。
最近「酢コショー」にドはまりしていましたが、
町中華はラー油&しょう油&酢のオーソドックスに戻すかな。
実に丁寧な編み込み。
やばい。美味い。。。
ここの餃子は本当に外せない。
肉汁ジュワ~とかではないけれど、皮も餡もうまみ十分。
そして半時(笑)、待ってました!
お玉でまとまった姿のチャーハンもいいですが、
これはこれでいいです。
では、いただきます。
パラリ・・・そんなのカンケーねぇー! (小島よしおは稲毛育ち)
ベチャーハンが印象わるければ「しっとりチャーハン」
これはご主人の腕前が悪いとかではなく、こういう調理法だということ。
いわゆるお湯割りスープではなく、ちゃんとした中華スープ付き。
この卵の溶き方、並みじゃない。
ご馳走様でした!
お店に入って1時間近く。
ぜんぜんOK!
店の文字を隠してまでなんだから急募なんでしょうね(笑)
私がこのお店に初めて入ったのはどうかなぁ20年前?もうちょっと前かな?
最初はご多分に漏れず気が付きませんでした。
たしか具志堅用高のラーメン屋がこの先にあって、
それがやってなかったときに替わりに入ったのが最初だったと思います。
こういうお店は食べログとかそういうものとは無縁でいいので、
この先もまさに「町の人」だけのためにあってほしいですね。
太閤園
ジャンル:中華料理
アクセス:JR総武本線(東京-銚子)稲毛駅西口 徒歩1分
住所:〒263-0031 千葉県千葉市稲毛区稲毛東3-16-6(地図)
周辺のお店:ぐるなび 稲毛×中華料理