やっぱり町の中華、「
町中華」好きだよなぁ。
何をもって町中華というかは定義それぞれ。
私なら・・
・特段特徴のない(笑)町中にある ⇒ 観光地の隣接地域なら範疇
・家族経営的な雰囲気 ⇒ 実際そうじゃなくても雰囲気があればよし
・メニューが基本雑多 ⇒ 明らかなラーメン中心は「ラーメン店」
基本はこういう感じかな。
で、系統的に二つあって
①日本的中華料理(純日本中華メニューラインナップ)
②中国的中華料理(やや大陸寄りメニューもある)
この「福星軒」は後者の②です。
②であっても要は「町に定着している中華」なら町中華!っていうことで。
店内も大衆中華とは若干異なる空間ではあるけど、
かしこまった感じは全くないので気楽。
さてと・・最初になにいこうかな。
ここは「餃子」がいいんです。
焼き餃子。
見事な羽根。蒲田系。
皮は手作り。モチモチ。
水餃子。
これがまた美味しくって。
つけダレがおもしろくって、ニンニク醤油やなんとなんと豆豉(トーチー)もあるんです。
このどれもむっちゃよろしい。
定番
エビチリソースもいけます。
抜群なのが
麻婆豆腐。
ちゃんと四川風。ご飯何杯でもいけるやつです。
この日大当たりだったのが「
鶏そば」
これは選んだ自分を褒めたくなったくらい(笑)
クリアなスープが実に丁寧で、塩ラーメンとは一線を画す深い滋味。
またきゅうりがこのスープにちょっと香りを与えてくれて。
麺もよかったなぁ。
まこと、中華料理でございます、これは。
こうやって外観を見てもいわゆる「町中華」のイメージじゃないかもしれませんが、
先にも言った通りこの町に定着したらそれはもう町中華。
駅から徒歩30分はかかるこの場所で開店してなんだかんだで十数年。
もう立派なこの町の中華です。