千葉ペリエに新店としてあの四ツ谷にある「鯛塩そば 灯花」が入ったというので、
休日を利用していってみました。
ペリエは千葉の主要JR沿線にある、私たち千葉県北西部民憩いの場所。
JR東日本の子会社。
すでに全面的にかしこで「灯花」オシですね。
場所は地下。
飲食があるのは「ペリチカバル」
牛カツとか・・・
餃子とか・・・
そこに「灯花」
現在開店(11時)2分前。
こういう店にはサンプルは必要ない気はしますが、
そこはペリエの決め事なのでしょう。
鯛塩つけ麺はまだ提供していないとのこと。明記した方がいいでしょう。
ラーメン店で鯛茶漬けというのは、いわば二毛作ですかね?
ラーメンの〆にセットになるお茶漬けもあるみたいです。
開店と同時にほぼ満席。
期待の高さが見て取れます。
さてと、、、
ん? 鯛塩らぁ麺 そして、SPの文字
この「らぁ麺」「SP」、さらには「昔ながらの中華そば」
こういうありがちなネーミング、イヤな予感。
実質が伴わないコンセプト系ラーメンが最も使いたがる語句だから。
このセットは450円。
こういってはなんだけど、ごはんにちょっと具材乗ってこの値段はどうよ?
コショーの横にあるのはお茶漬けのあられだそうです。
多くの人は「これはなんだろう?」と思っているけど何も書いていないので全く分からず。
実は隣の人がアルバイトさんに質問したらやはりこれがなんだかわからなかった様子。
オープンしたてで経験値がまだないのでしょう。
鯛塩らぁ麺味玉。
サンプルやメニューとずいぶんとビジュアルが違うなぁ。
味玉は切ってあった方が確かに写真映えはしますからね。
でも、最初から切る気がないものを提供するならあの写真やサンプルをやめればいいのに。
麺は頑張って揃えたのでしょうが、盛り付けは正直シロウトレベル。
奥のシンクにパック入りチャーシューが山のように転がっていました。
ここでチャーシューを作っていないことぐらい想像の範疇ですが、
なにもあんなにはっきりと現実をさらさなくたって。
四ツ谷のレアチャーシューとは異なる、出来合いバラチャーシューを
炙って差別化を図ったようです。
ところがこの炙りが問題。
バーナーのガスの匂いをまとって鯛だしに入れるものだから、完全にスープのジャマになっているだけ。
炙ったら美味しくなると思うのは幻想。
こちらも四ツ谷とは違うメンマ。
甘く煮付けているけど加工品ぽい。
さて、スープ。
これは・・・ここで採ったスープではないですね。
というか作り手を見ていたらやたらいろんなボトルを出していて、
それで作っているのがやはり丸見え。
別に出来合いのスープでもいいから、せめて見えないところでやってほしい。
しかも全員手際が悪い。
何のためのオープンキッチンなのか?
オープンにして何を見せたいのか?
そういう雰囲気優先で実質にそぐわないのがコンセプト系にありがちな欠点。
麺もスープも悪くはないけど、
なんだろう作り手の気力に満ちてない雰囲気そのまま、
気持ちの「熱い」一杯に仕上がっていないのが実に残念。
※作り手とはそこのいる人ということだけではなく、提供するすべてのバックボーンも含めての意。
そういうこと言うなら店に行かなきゃいいじゃないか・・・
その通りです(笑)
こういう危険な香りがする店に行かなければいい。
でも、もしかしたら、というついつい期待をかけてしまうのですよね。
何度も痛い目に合っているのに(笑)
開店から大勢の人を集めています。
なにせ経験の少ないアルバイトさんで固められているので、
サービスレベルは現在のところ担保されていません。
まぁそれは仕方ないかな。今は経験を上げている最中だから。
私もキッチリオーダー順番を抜かされ、同時に入り5分で出てきた人ののち、15分のラーメン待ちでした(笑)
この「百名店」のアピールも効いているでしょう。
でも・・私の実感は、看板に偽りあり、です。
四ツ谷で得た評価がそのままここに当てはまるわけがないし、
運用そのものが違うのなら全くの別物。
そのラーメン一杯に900円も取られて、「うん、よかった」とは全く思えずでした。ラーメンより設備投資に支払った気持ち。
今回は私の選択ミスとして、半年後くらいには様々な改善を施し大化けしていてほしいです。
千葉駅前、全面改装中。
そして千葉駅はずいぶんと変わりました。