さぁ、いつ行こうか、「男はつらいよ 50」
これこそ、このお正月最大の楽しみ。
ゴクミ、いやー相変わらずの美貌ぶりには驚きを隠せません。
うちの奥さんも東急東横店紳士服売り場のゴクミと呼ばれて久しいけど(笑)
それにしても今のゴクミのこの美貌はすご過ぎます。
先日体調を崩した日に横になりながら、
50の準備運動として改めて第1作を観てみました。
もちろんシリーズ全作は見ています。
まず大声でいたいのは、
この第1作における、さくらの可愛らしさは超絶だということ。
倍賞千恵子が若いからとかそういうことではないし、
もともとものすごい美貌の持ち主ではないにしたって、
とにかく「可愛らしい」。
現在の若手女優が束になってかかっても、あの愛おしい雰囲気には絶対に勝てない。
寅さんに対する妹としての、どの喜怒哀楽の振る舞いも愛に溢れている。
日本最高の妹。
そして極め付きは名優志村喬のスピーチ。
あの武骨さ。
今あんな演技ができる人は一人もいないでしょうね。
そのスピーチが終わるときの、袖を破りながらの寅さんとの邂逅シーン。
号泣しました。
そしてもう一つ忘れちゃいけないのが、
笠智衆渾身のギャグ、
「バタ~~~」
この演技力とシンプルさ。
この第1作には、日本の失った元気の素が全てがあります。
情なき世界はイヤだ。
どんなにさまざまな進化を得ても「情」がなくなったら、
一体生きる意味はあるのか?
寅さんの世界観にある「情」こそ、私の人生の教科書です。