キリンソウ。
ほんとうはそうではなく、キリンソウ属の「セイタカアワダチソウ」ですよね。
でも「キリンソウ」と呼んでいました。
私の子供のころの記憶では、このキリンソウがそこら中にあったというのが原風景です。
外来種としてものすごく繁殖し、日本中の大問題になったほど。
キリンソウの中をかき分けながら虫捕りとかしていたので、服が真っ黄色になったのを思い出します。
その後何十年が経ち、いまでは意識しないと探せないほどに減りました。
たまに道端にあったりします。
これ自体に風物詩は感じないけれど、あの勢いはなんだか「昭和」のイケイケ日本の象徴のようでした。
昭和の人間もこのセイタカアワダチソウみたいにすっかり勢いをなくしてしまったかも・・
昭和どころか平成も今は昔となった令和。
その令和元年もあっという間にもうすぐ終わりですね。