全く予備知識なく出会うことが出来た、米子の実にユニークなラーメンです。
「野菜ラーメン」の概念がちょっと変わったかな、そんな気がするくらい。
ラーメン専門店「天心」
米子駅からはクルマで5分ちょっと。
うわ！行列。
こんな辺鄙な（失礼！）な場所でこんなに人が並んでるなんて。
場所が場所なのでたいていクルマで来るとは思いますが、
店の大きさからすると十分な駐車場がありました。
待つこと15分くらい。
店内はL字カウンターと4人席が二つ。
三つだったかな？
びっくりしたのはすべて女性で仕切られていたこと。
こういう光景は鹿児島の「のぼる屋」以来かも。
うーん、迷うところではありますが、
ちょっと異彩な「野菜ラーメン」にしてみましょうか。
この文言につられてライスも注文。
100円は安い。
さてやってきた野菜ラーメンとライス。
ちょっと予想と違ったので「お」となりましたね。
もっとスープと交じり合うタンメン寄りのものを想像していたら、
野菜炒めオン・ザ・ラーメンでした。
しかーし、この野菜炒めがめちゃくちゃうまい！
何がどう違うかよーくみてみると、キャベツが違うんです。すごい細切りのキャベツ。
とんかつに添えてくるあの千切りのキャベツくらい。
ほどよく火が通ったこの食感が実によく、こういうシャッキリした野菜炒めは初めて。
普通ならば野菜炒めの味がスープに混じるところなんですが、
それに負けない強い味。
そう、鳥取と言えば牛骨スープ。
この天心もやはりそれ。
すっきりしながらも甘みが強くて深いコンソメのような味。
麺は牛骨スープに相性がいい中細のストレート。
途中の味変は一味。
ああ、美味しかった。
めちゃくちゃ後を引く。
食べ終わってまたすぐ食べたくなる。
なかなか再訪は出来ないけど、今年強く印象に残った一杯です。
by sammag
| 2019-12-13 07:00
| 全国らーめんの記録
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