
娘と、娘の友達を連れてキャンプ場へ。
その前に食材をお買い物。
特にメニューを昼夜コレと決めないで、お店にあるものをその時の気分で買えばいい、そんな感じ。
娘「なにしようか」
私「栃木に来てるから宇都宮餃子っていうのもいいね」
娘「餃子か、いいと思うし、食べたい」
宇都宮餃子をみたら千円くらい。ちょっと高いなー。
そんな姿を見てか、娘が棚にあるフツーの餃子を選んで、
娘「これでいいじゃん」
私「え、でも、それ、宇都宮餃子じゃないよ。それに・・・これ、千葉県のだよ」
すると、娘がズバッと一言。
「そんなことより、キャンプ場で餃子を焼いて食べる。そっちのが大事じゃない?
栃木県で、餃子を焼いて食べた、それでいいじゃん。千葉県の餃子でもさ」
もう、一切有無を言えなかった。
自分で、いつも言ってること。
キャンプ場にいること。キャンプ場で過ごすこと。それが一番大事だって。
名前やブランドやカタチでキャンプするんじゃなく、
キャンプ場で出来ること、それを自分自身で価値を見出すこと、
それが一番おもしろいって。
それを忘れた自分が恥ずかしい。
実際、ホント美味しかったし、ちょっと焦げちゃってもみんなで笑って食べた。
娘は長くキャンプ経験はあるけど、ぜんぜんキャンプテクニックとか持ってないし、
道具とかもいっさい興味なし。
でも彼女はキャンプのど真ん中を忘れなかった。
キャンプ場で過ごす、時間の価値を。
キャンプを一緒にやってきて、本当によかった。