「王将」のチャーハン。
その王将は「餃子の王将」なのか「大阪王将」なのか。
今までしたことはなかったけど、2日間関西某所で食べ比べてみることにしました。
まずは餃子の王将。
餃子に次ぐということは実質的なナンバー2ですから、
その位置づけはかなり大事なわけですね。
極王炒飯もありますが、今回はスルー。
餃子の王将の多くはオープンキッチンなのでこの「カンコンカンコン」が期待を煽ってくれます。
街中華チャーハンと違うのはこの仕上がりの色ですかね。
薄茶色のこの色が美味しそうに感じさせてくれるんですよねー。
チャーハンは技術が必要なので作り手の多い餃子の王将では作りムラがでていいようなものの、
ほとんどうそういうことは感じたことがないのは実に立派。
充分ハラりとしており、それでいてある程度しっとり。
それ以上じゃないし、それ以下でもない、
つまり期待したことには特に裏切らないチャーハンということです。
ゲキうまとかそんなんじゃないけど、素直に、普通に「美味しかった」と言って店を出れます。
そして「また食べたいな」というほんの少しの余地を残してくれます。
400円でしょ。
このチャーハンを食べれるということは意味ある400円ですね。
このスープはもうついでくらいの話で(笑)
でも、街中華のあの不思議なチャーハンスープじゃないのがかえっていいのかな。
そして大阪王将。
チャーハンではなく五目炒飯。
ごはん物のほんの一部分でしかないので、
メニュー的な位置づけはそんなに重要なポジションにはないのかな。
むしろ力を入れているのがこちらなのかな。
このときたまたまこんなキャンペーンもやっていました。
面白うそうかもしれないけど特に求めていないのでスルー(笑)
五目炒飯。
見ためは餃子の王将チャーハンより色濃い感じ。
割れちゃってるのはご愛嬌かな(笑)
さて・・
あぁ、パラパラではあるけど、パラパラでバラバラだからなんかしっくりこない。
うーむ、なんだろう、これ、冷凍チャーハンの食感だよなぁ(苦笑)
五目だよな?・・
ハムのようなチャーシュー、細かいニンジン・・ネギ、卵まで入れても(普通入れないと思うけど)5つにならない??
この干上がったネギはフリーズドライだから?
店頭でフリーズドライを使うかな、普通。
もしフリーズドライじゃなければこの乾燥の仕方は酷い。
残念ながら大阪王将のチャーハンではいいことがあまりなく、単なるこの1回の食べ比べでは餃子の王将チャーハンに軍配を挙げざるを得ませんでした。
チャーハンはあまりにもシンプルなものなのに、素人に取って極めて難しい調理であり、だからこそ飲食店の総合的な体制と個人の技量で差が出てしまうもの。
チャーハンのようなベンチマークとなる食べ物って他にないんじゃないかな?