毎年繰り返しばかりなので、いい加減しつこいといわれかねません。
それでもそれでも言い続けるのは、
キャンプにおける不幸をなんとしてもゼロにしたい、その信念が変わらないからです。
夏のキャンプ、お盆はそのトップシーズン。
ベテランは敢えてこの時期は避ける傾向がありますが、
ビギナー、諸事情からこの時期しか休みが取れない方には、なんといっても待ちに待ったお盆キャンプ。
今は空前のキャンプブームですし、今年からやってみよう!と心躍る人もたくさんたくさんいらっしゃるでしょう。
ワクワクした気持ち、その裏腹にあるのが「心の隙間=油断」
多くのキャンプの事故、キャンプの災害はここで生まれます。
なぜならば野外生活は通常の生活よりはるかに自己判断に大きくゆだねられるからです。
回避できる危険をそうできなかったほとんどが、
「心の隙間におこる油断」であり、
いざとなった時の「判断の甘さ」です。
キャンプは様々な予想外が降り注ぐ野外であり、テントなんてはっきり言えばきわめて柔いものです。
災害級の環境でリスクを回避できる構造をもつ市販品は一つたりともありません。
だからこそモノに頼るのではなく、
リスク回避は何よりもヒトによる「いちはやくやめる判断」しかありません。
キャンセル料がかかるから・・
キャンセル料はもったいないのではなく、自分の、家族の命の重さからしたらどれほどリーズナブルなものであるか。
キャンプ場さんに迷惑をかけることは忍びないけど、それはキャンセル料を払って礼を尽くせばいいことです。
以下、本年もこちらをぜひお役立てください。
どうかどうか無理をされぬように。
心の隙=油断なきよう、そして安全と安心の夏キャンプをお楽しみください
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