日記、ライフログ

【日記】火災に遭ったあの時のこと

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京アニの凄惨なる放火事件。

犠牲になってしまった方々のご冥福を心よりお祈りいたします。


私は、家を全焼した経験があります。

小さい頃です。

隣の家、牛乳さんで働く人の寝たばこが原因でした。

もらい火で全焼。

隣の家の1階からの出火で、私の家も下から火が付いていきました。

不運にも2階に寝ていたのが私。


目の前に迫るあの荒れ狂う火の光景と、

おそらく煙のせいでしょう、

身体がどんどん動かなくなってしまうあの感覚は

50年経ってもまだ消え去ることはありません。


もしあの時、勇気あるある方が飛び込んでくれなかったら

きっとこの世から消えてしまっていたでしょう。


私を助けてくれた方がどういう人なのか知りません。

その時は記憶がなかったので。

消防士さんなのか、ご近所の方なのか、家族なのか。


火傷は多少したようなのですが、

今はもうその跡はおかげさまでありません。


焼けてしまったその家は、相当な時を経て、

名店と呼ばれた「涌井」というラーメン店になったという不思議なえにしがあります。




そのような火災に巻き込まれたことがあるからといって

一生の大きなトラウマになったわけではなく、

例えば焚き火など散々やっているわけだし、

火、そのものにずっと恐怖をおぼえるようなことはありません。



しかし、このような事件を知ってしまうと、

なにか身体の奥底にあったあの恐怖感というか緊張感が

じわじわと蘇ってくる気がします。

昨日はどうしても寝付けなかったのはそれかもしれません。

東日本大震災直後もこのような感じでした。



あまりにひどい出来事です。

許されぬことです。


このようなことが再び起こりませんように。




by sammag | 2019-07-20 07:00 | 日記、ライフログ | Trackback | Comments(0)

人生は旅。旅は人生。日々は扉の向こうとこちら側。キャンプ・食・星・日常を綴る、アウトドアライター・キャンプブロガー・JACインストラクター/講師・温泉ソムリエマスター/温泉健康指導士・星のソムリエ® ・exite公式プラチナブロガー SAMの人生キャンプブログ


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