「東北で愛されて カレーヌードル」
なんとも不思議な名前のカップ麺。
なんと発売40年も経つ歴史ある一品。
こんなものがあるとは知らなかったなぁ。
全然知らなかったので調べてみたら、
まさしくカップ麺におけるカレー味の元祖がこれだったのですね。
しかし、なぜに東北限定となったのかは謎のまま。
5月にリニューアルしたとのこと。
そういえば・・・
記憶が蘇ってきました。
ここにある「シュリンプヌードル」、
たしかにカップ麺の黎明期にありました!これ。
名前がユニークなので思い出しました。
もちろん食べたこともあります。
1973年。
私が10歳のころに発売。
昨年の朝ドラになった「日清カップヌードル」発売1971年から遅れること2年。
エースコックのカレーといえばこの固形ルー。
うどんではよこすか海軍、ココイチ、ボンカレー、近大マグロ、甲子園カレーなど名だたるタッグを組む、まさにカレーカップ麺界の王者。
ちなみに、こちらは定番の「まる旨 カレーうどん」
やはり固形ルーです。そっくり。
さて、カレーヌードルに戻ります。思ったより具材が少ない(笑)
カップヌードルカレーに比べたら断然トロミが少なくサラッとしています。
私が一番おもしろいと感じたのは、これは明らかに「一昔前」の味だということ。
ところがその一昔前が妙に心地よい。
コクがあるわけでも、贅沢さもなく、さりとてマズイ味ではなく、
飾り気が全くないとでもいいましょうか。
そして一番重要なのは「なにか一つもの足りない」と思わせること。
一人それにうなずき、「うんうん」いいながら食べ終えました。
長く愛されるには、完璧すぎない。なかなかこれが難しいことで・・・