日記、ライフログ

【見まくった映画】GW後半はこんなセレクト ~ティファニーで朝食をからダーティハリーシリーズまで


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とにかく時間を見つけて映画を観ると決めた10連休、後半も実によく観ましたねー。

けっこういろいろなことがありながら、よくそんな時間があったな、と。



まず最初は「ティファニーで朝食を」

名作といわれていますし、私も何度か見ています。

そうそう、これを見たのは5月4日で、なんとオードリーヘップバーンの誕生日でした。


今回改めて見てみると・・・ファッション以外はそんなに・・(笑)

ストーリーや設定がえらく不自然ですよね。

でも作られた当時はそれが画期的だったのかもしれません。



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この映画、いまさらながらこんなにネコさんが大活躍だったこと、それに大興奮!

茶トラの雑種で名前も「ネコさん」

この演技はアカデミー賞ものでしょう。



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ただクライマックスで、主人公が自分で放り投げて、それをまた探して抱きしめるというのはよく考えたらヒドイい。

しかもネコがいちばん嫌いな雨晒し。

ストーリーのためにネコを犠牲にするのは納得いかないなぁ。




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それでもこのネコさんの可愛さは映画史以上屈指でしょう。



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「麗しのサブリナ」


これも名画なんだけど、今こんな映画創ったら酷評でしょうね。

この名優3人でまさかのドタバタ劇とは。

これは見なきゃよかったかも(笑)


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唯一の見せどころというか、この映画最大の功績は

「サブリナパンツ」


いまをもってこのスタイルは廃れまないし、それどころか女性なら誰でも真似ているはず。


オードリーも、ジバンシーもすごい。




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逆に、名画ではないけれど休日のビデオとして実に面白かったのがこれ。


「シェフ ~三ツ星レストランの舞台裏へようこそ~」


内容はやはりドタバタだけど、けっこう現実的な話やシーンがちゃんと盛り込まれていて、ほぼよどみないスピーディな展開に感心。

・・ 一点を除いては。



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あのゲイシャ&サムライの潜入シーン、あれさえなければ。

そこまでに品のいいジョークで出来ていたのに、なんであんなウソッパチのシーンにしてしまったのかなぁ。

まぁ、いいか(笑)



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ジャン・レノのシェフらしい風格と、またシェフならばそういう悩みがあるだろうという自然さがすごくよかったし、なんといってもミカエル・ユーンのスピ―ディなコメディアンぶりが「映画を観てるなぁ」という気にさせてくれました。才能ある人っぽいけどあまり活躍していませんね。

ストーリー、クライマックスともこれは「喜劇」

理屈なく楽しめました。




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続いて、同名でよく間違われる

「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」


これは映画としてさらに面白い。



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ヌーベル、クラシック、現代NY、ジャンキー料理などのリアリティがずぬけていいですね。

料理への様々な角度のアプローチが実にさりげなくわざとらしさがなく表現されていて、凝った映画でした。

アイアンマンの監督とは思えない?繊細さ。



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途中、主人公が焼き過ぎのサンドをお客に出さない理由を息子に伝えるシーンはかなりの感動もの。

あの優しく説いていくシーンはよかったなぁ。

息子の、父への尊敬を込めて「はい、シェフ」と答えた一言がイキ。


やはりドタバタ喜劇なので典型的なハッピーエンドでしかないので、変な期待をしてもムダ。

思った通りの結末になります(笑)


まぁ、でも楽しい映画でした。

やっぱり映画は娯楽だよなぁ。




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「マグニフィセントセブン」


はっきり言います。

これは見なければよかった。


「荒野の七人」とは別物だと考えても映画としてひどい。

キャスティングというか、人物設定が中途半端すぎて・・・7人が集まる必然性がまるでなし。


娯楽として面白さがゼロではないけど、見なきゃならないように作品じゃないですね。

いわゆる駄作じゃないかと。


やはり、七人の侍、荒野の七人は偉大です。



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そこで・・・「続・夕陽のガンマン」

これで口直し。


荒野の用心棒でもなく、夕陽のガンマンでもなく、これ。


三部作では最もシリアスさがないけど、

マカロニウエスタンらしいバカバカしさを思い切り出しているので実に痛快。



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イーライ・ウォラックのキャラ、たまらないですね。

主人公いい男二人を完全にくってます。


無駄に長い映画だけど、B級映画の中の超A級。




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無性にクリント・イーストウッドが見たくなったので、

「アイガーサンクション」

これもどうかな、5回は観てるかな。


ストーリーそのものには無理があり過ぎるけど、

この映画におけるクリントの格好良さ、クールさ、タフさ、狡猾さはまるでダーティーハリー。



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それにしてもこんなに天体望遠鏡が何度も出てくる映画は他にないですね。

それと、高所恐怖症にはヤバい映画です。


普通におもしろかった。





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そこで極めつけ、

「ダーティーハリー」


夜中1時過ぎスタートで3時まで観る映画じゃないけど(笑)


映画館で初めて観て以来もう100回は過ぎるくらいになるかも。


この映画を語り出したら終わりがなくなるのでやめます(笑)


私の中で、映画としての最高傑作。




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「ブルースブラザーズ」



いいですねー。

めちゃくちゃですけど、めちゃくちゃが許される、

これが「映画」という娯楽大作ですね。


ジョン・ベルーシもいいけど、ダン・エイクロイドのあの冷静なおとぼけは見事。

また音楽が全編でいいこと。

ブルースブラザーズがなかったら日本のバラエティ番組のBGMは半分無いも同然。



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大御所だらけの中でもやはりアレサ・フランクリンはお見事。

名シーンです。





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「ドリームガールズ」


これまた音楽系の傑作。

最近ではボヘミアンラプソディにとってかわられてしまいましたが、

それまではこの作品が白眉だったんじゃないですかね。



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シュープリームス、そしてダイアナ・ロス、モータウンレコード。

ビヨンセが途中から本当のダイアナロスに見えてきました。


ちょっと話が急ぎすぎな感じはしますが、よどみなくいい映画ですね。

観てよかった!




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クリントイーストウッドのこれも観てしまいました。

「アルカトラズからの脱出」


掛け値なしに傑作です。

余計な脚色や説明をせず、最後まで無駄なくスリリング。

実話だからか、要らぬ過剰な演出もあまりないのもいいですね。



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この映画でもクリントのあのキャラがそのまま生きてます。

アイガーサンクションも、アルカトラズからの脱出も、

そのままやはりハリー・キャラハン。




そして仕上げは・・・



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「ダーティハリー3」


アルカトラズ刑務所つながりで。

同一の俳優が同一の舞台で、別の映画で主役をしているなんて世にも珍しいです。


ダーティハリーシリーズはどこかで少し暗さが強調されているいるのですが、

この3はわりと全編にわたって快活。



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シリーズに必ずあるシリアスな名言はこの3にはなく、

代わりに「Marvelous...」(泣ける・・)などユーモラスなセリフが多いのも特徴ですかね。

ダーティハリーシリーズでは唯一の娯楽活劇調。

私は好みの作品です。


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殉職したタイン・デリーが実にいい演技をしてる。

これも50回は観たかな。





以上です。



あまりにアメリカ映画を観すぎて、

「Shit !」

「Son of a bitch !」

「Jesus !」

を日常で使いそうです(笑)




前半と合わせて一体何本見たんだろう・・

数えたら20本。

まさしく「GW」でした。









by sammag | 2019-05-06 07:00 | 日記、ライフログ | Trackback | Comments(0)

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