初めて寄った、気仙沼港。
東日本大震災で甚大なる津波の被害を受けた場所。
ここに2015年に復活した名店「かもめ食堂」へ立ち寄らせていただきました。
気仙沼駅から車で5分の気仙沼フェリー乗り場。
その船着場から1分でかもめ食堂が。
元々のかもめ食堂は震災より前にすでに廃業。
その空き店舗は津波にのまれてしまい、この店舗は新たな創業者によってラーメン専門店として生まれ変わった新業態。
いわば「新・かもめ食堂」
新たな創業者とは東京「ちばき屋」の千葉さん。
詳しいエピソードはこちらにあります。
ウマーベラス!
う〜〜ん、初見のお店では一番シンプルを選ぶのが常道ながら、
また来る機会はわからないし・・・
ええい!海老ワンタンメンだ!
大きい部屋にはカウンター席とテーブルが4つかな。
私は小さな法の部屋に。
ツーリストとして荷物があったので(笑)
そう、これ気になって頼んでしまいました。
早速「かもめメンチカツ」の方が到着。
うわ!!!
肉汁が飛び出した!!!!
その結果はこれ(笑)
なんとお恥ずかしい(笑)
それはともかく、本命到着。
「海老ワンタンメン」
脂が相当張っていますね。
これは熱そうだ。
ほほー、分かりやすい中華そば=志那そばビジュアル。
カイワレ大根が乗ってない以外、
やっぱり「ちばき屋」とは酷似ですね。
うまそうなワンタンだ。
これもちばき屋流でしょう。
チャーシューもちばき屋のそれに似ている。
さてと、まずはスープから。
はっきり言えば、ちばき屋が運営していまずいわけがない。
では、かもめ食堂のそれなのかと言えばそんな気がしません。
全国食堂保存会(笑)の私としては、
これは食堂のラーメンではなく、やっぱりラーメン屋さんのラーメンだと素直に感じました。
決して悪い意味ではありません。
なんだろう、ただ・・ただ・・こう旅の情緒みたいなものを感じない、そういうおいしさなのですよね。
ああ、ここでしか食べれないラーメンだ、とは決して思えないです。
麺とて同じこと。
これもそう。
ある意味満足し、ある意味期待とちがった・・だったかな。
豚角煮丼。
私は食べていませんよ(笑)
丼といいつつ小皿みたいなポーションにちょっとびっくり。
セット物のごはんかと思ったくらい。
確かに、ちばき屋のそれと言ってしまえば終わりなんですが、
ここにかもめ食堂がある意義はきっとそんな些細なことはどうでもいいことかもしれませんね。
つるかめ大橋が誕生すると、このフェリーの役割も変わるのでしょうね。
港の施設は新しい姿でもうすぐお目見えのようです。
さて、大島へ。
フェリーから眺めたかもめ食堂。
ところ変わって大島、島の味処「こまつ」
じゃーん!
気仙沼名物「フカヒレらーめん」
フカヒレ、誰が最初にこれを食べたのでしょう?(笑)
味は、間違いないフカヒレの味。
それ以上言いようがないほどフカヒレ。
1600円とちょっと高めだけど、大島まで来てこれを味わない手はないですな。