新宿でとんかつといえば「豚珍館」、「王ろじ」、「すずや」
これが私の3TOP。
中でも行列が必ずできているのが「豚珍館」ですね。
実に久しぶりだけど寄ってきました。
西口のちょっとわかりづらい路地の途中。
やっぱりもう列ができてるなぁ。
列後方から看板下にたどり着くのに5分ちょっと。
階段下に来たのは並んで8分後。
それなりに早いですね。
ここで何を食べるかは決めれます。
えびセット、メンチカツセットも捨てがたい。
ド定番のやっぱり「とんかつ」かなぁ。
いやいやカニコロセットも捨てがたい。
これも捨てがたいんだよなぁ、スティックセット。
あ、ちがう、ステイックだ(笑)
で、この場所でオーダー。
やっぱり、とんかつで!
階段を上がるところまで12分。
さぁ、次は自分の番。
ここまで15分。
席に着いたら1分で到着(笑)
キャベツはお替りできないけど、すでに2人前盛られてます。
ご飯はお替り自由。
ちょっと残念なのはこのご飯が及第点レベルどまりということかな・・
及第点なんだからわるいわけじゃないです(笑)
この豚汁、脂身が浮いていて独特。
刻み漬け物。
これ、もうちょっとほしい(笑)
さぁ、いくぞ!
さて、最初はどちらかな。
ではまず甘口で。
実は試してみたかったことがあり、それでとんかつにしました。
年末だったかな、中華料理の菰田シェフが面白いことを言っていたのです。
とんかつはまず縦にして食べる。
当たり前といえば当たり前。
二口目は横に展開して食べる、というのです。
なるほど、衣がまず舌に当たりその後に肉に到達するのが最初、
すかさず今度は肉と衣が同時に舌が当たるダブルな味わい方、
この方向転換、やってみて確かに二つには明確な差があり、
思った以上の納得の効果がありました。
よし、次もそうしていこう。
キャベツには辛口ソース。
おや、なんだこのソースは??
「スイート・イタリアン」????
これは・・はっきり言ってほぼスイートチリです(笑)
イタリアンではなく、間違いなくアジアンです(笑)
辛子で味変。
ご飯お替り!
豚汁もお替り!
最後に残すのは端っこ。
これがまたうまいんだなぁ。
とんかつが無くなり、キャベツとパセリでご飯〆。
なぜか銭洗弁天のお賽銭をもらいました(笑)
お店を出るときも列は絶えず。
豚珍館のとんかつは、めちゃくちゃ美味しいとかではなく、
ちょうどいい美味しさなんですよね。
この”ちょうどよさ”というものは、見つけようとしてもなかなか見つかるもんじゃなく、
ほんの一握りのお店にしか持ち合わせない、究極のノウハウだと思います。
キリっとした冬空の新宿。