昨晩、ウチの息子と娘が一緒にスペインへ旅に出ました。
約一週間ちょっとです。
なぜにスペインかというと、娘が大学のスペイン語学科に昨年入って、
やはり一度実際に行ってみないことには、そう思ったのがきっかけのようでした。
留学も元々考えていたくらいなのでそんな下調べでもあるのでしょう。
しかし一人で行くのはさすがに・・・
そこでまんまとそそのかされたが「兄」(笑)
ボディーガードとしてはこれ以上のうってつけはいませんから。
妹パワー全開でうまいこと説き伏せたみたいです(笑)
旅行の手配からお金の工面までほとんどお兄ちゃんがしていました。
1週間も休むのだって大変だったでしょう、きっと。
社会人1年目の彼の稼ぎと努力は妹が出資先というなんとも情けない話です(笑)
いや、むしろ立派かな(笑)
こんな二人が、この十数年後一緒にスペインへ旅行しに行くなんぞ、まるで考えていませんでしたね。
私には異性の姉妹がいないので全然感覚が分からないけど、
こんな年になってでも一緒に海外とかに行くのは平気なんだ・・・
いや、むしろ兄妹だから平気なんだろうけど。
しかし、そういうもんなんですかねぇ。
二人を見ていると微妙に着かず離れずだし、
カラオケなんかもよく二人で出かけるし、いちおう仲が悪いようには思えません。
かといってベタベタするようなことは絶対ないし。
兄は妹のことを手軽な彼女くらいに思っているようです。
可愛いとかそんなのではなく、お気楽にいっしょにいられる存在、そんな感じみたいです。
娘にお兄ちゃんのことをどう思ってるのかを聞いたことがりますが、
一言「まぁ、いれば便利だし」と言っていました(笑)
ただ、昨年の秋、メープルで焚き火を囲んで二人と話したとき、
「こういうことが普通なのも、ずっとキャンプにみんなで一緒に行っていたからかな」と兄。
すかさず妹も「いや、実際そうだよ」と。
なんとも親としてはうれしい限りです。
キャンプがこういうことを育んでこれたこと、
そういうキャンプの持つ意味合いが、キャンプの大好きなところです。
カタチや方法なんて二の次三の次。
二人が撫でているのはもう天国に行ってしまった実家のニャンコ「みーさん」です。
すごく長生きでした。
白いお手々がホント可愛かったです。
一昨日旅の支度をしていたら、
りんちゃんが「わたしもいきますわ」と言わんばかりでスーツケースに固まっていました(笑)
さて、どんな旅になるのか。
いい思い出をいっぱい作ってきてもらいたいものです。
人生は旅。旅は人生。日々は扉の向こうとこちら側。
このブログのテーマでもあります。
この日々が、彼らの新しい扉になってほしいものです。