このキャンプ場の再出発からプロデュースに関わり、今、一つの成果を確認できました。
夜空を楽しんでもらえるよう、例えばサイトのランプに星型のシェードを被せたり、炊事棟の灯りを真下に向けたり、自販機は夜に光が出ないようにしたり、様々な工夫をしています。
「森と星空のキャンプヴィレッジ」の名前に相応しく、シンプルに星空を楽しんでもらえるように。
「本物」を見せる。
この難しさへの挑戦に心震え、その緊張感を伝えるため様々な努力を惜しまず、研鑽を積んでいます。
自分の、星のソムリエ®︎たる存在意義もそこであり、プラネタリウム解説員とは少し違うと思っています。
キャンプ場は、敢えて言うなら本物の自然なんかじゃありません。
人が造った人工物。
しかし、何処よりも自然に極めて近く接していられる唯一無二の場所。
しかも24時間。
だからこそ、本物に自ら触れにいってください。
「ねぇ、ランタン消さないか」
この一言に全てが詰まっています。