前編に続きまして、「メープル那須高原キャンプグランド ~紅葉の再訪編」
その②になります。
キャンプ後半、午後、夜、そして翌日まで。
↓ 前編はこちらです ↓
14時。
少し遅めのランチにしましょうか。
このキャビンには専用の庭があり、こちらで焚き火もできるのがすごくありがたいです。
だったら焚き火をしながらのランチですね。
ということでその準備。
(笑)
何をするかといえば、アヒージョ。
娘のリクエスト。
オリーブオイルに森が映って「ああ、野外料理だなぁ」なんて素直に感じます。
具材は、那須高原の豚と牛ロース、エリンギ、海老など。
美味しく出来上がりました。
ペニーレインのバゲットを投入。
なんでもない午後。
なんでもなく家族とつつく食事。
ところが記憶に深く刻まれる。
これがキャンプというものの力です。
焚き火は息子がやってくれるので、私は手出し無し。
ヒマっていえばヒマなので(笑)、
珈琲でも淹れようかな。
娘は抹茶オーレ、息子はココア。
デザートはこれまたペニーレインのスイートマフィン。
すごく話が弾んだわけでもないけど、
気負いなく勝手に時間が流れてくれる。
私はのキャンプの好きな時間は特に3つ。
午後のひと時。
真夜中。
そしして早朝。
時間がゆっくり流れてもう4時かぁ。
再び場内を歩こうかな。
すっかりサイトが埋まり、にぎやかなキャンプ場の空気はいいものです。
「キャンプ場は人がいてこそ完成の図がある。人のいないキャンプ場はただの未完成品」
そう教えてくれたのは三景園のコージローさん。
キャンプ感を変えてくれた、衝撃的な一言でした。
ウチの兄妹は完全に子供時代に戻って遊んでいます。
17時。
おなじみのビンゴ大会。
そういえばその昔、臨時の司会やったことがあったなぁ(笑)
さてさて、キャビンに戻り夜ごはんの仕込みを開始。
なにしろ完成までに3時間はかかりますので。
作ろうとしているのは「コシード(マドリレーニョ)」というスペインの郷土料理。
基本煮込むだけ。
今晩は少し遅いごはんになります。
20時から星空観賞会を開きますので。
最初は曇り空がありましたが、その後雲が空けて快晴に。
火星、アルビレオ、すばるなど楽しんでいただきました。
50組ぐらいの皆さんが来てくださいましたかね。
ありがたいことです。
さて、キャビンに戻りここで食事の最終仕上げ。
いい感じに煮込まれましたよ。
スープはすべて具材から出たもの。
シンプルで滋味でした。
本来のコシードとは順番が逆になりますが、
〆としてパスタを投入。
味付けもトマトで味変。
よし、星の写真でも撮りに行こうか。
写真を撮っている間、メープルの夜の風景を楽しみたいし。
オリオン座もあがってきました。
すっかりすばるは高い位置に。
静かなキャンプサイト。
全員が寝静まっているわけでもなく、
静かに静かにそれぞれの夜を味わっています。
なんという理想の風景。
焚き火の煙、ランタンに照らされる木々のグラデーション、
その向こうには数えきれぬ星たち。
キャンプにおける最上の贅沢の一つがここにあります。
西には冬の天の川が。
大好きなキャンプ場の朝がやってきました。
うわー、いい天気だ。
これぞ秋晴れ。
では朝ごはんにしよう。
これ、ペニーレインの名物パンらしいです。
確かに美味しい。
せっかくなので焚き火でスキレットにしよう。
のこった・・いや、残したコシードを朝スープに再利用。
焼きマシュマロならぬ、焼きヨモギパン(笑)
穏やかだった天気に少し秋風。
枯れ葉が舞い散り・・・
もう少し経ったら新しい管理棟の再出発です。
キャンプ場の朝、独特の喧騒があります。
子供たちの響く声は、鳥たちの鳴き声と全く同質。
これがまた好きなんだよなぁ。
この燃えるような赤。
「萌え」とは本来こういうものを指すのですよね。
メープルのこの一直線の道、大好きです。
考えてみればメープルに初めてきたころ、樹々はこの半分の高さでしたね。
今では当たり前になったじゃぶじゃぶ池は最初はなかった?
紅葉の時期の樹々の美しさは、新緑のころと双璧。
実によく整備されたキャンプ場です。
そういえばキャンプ場オーナーさんがサイトを作るとき、
「ここにサイトを作りなさい」という声が天から降りてきた、
という話を各地で聴いたことがあります。
私はそれを信じます。
秋の連休も今やGWと一緒。
昨晩の星空観賞会でこちらに集まってくださった皆様、
ありがとうございました。
また機会が来たら開催いたしますね。
さて、そろそろお片付けしようかな。
と、その前に・・・
オーナー、ママさんといろいろとお話しさせていただきました。
その間、お孫さんが行ったり来たり。
話の内容はここで書くのは相応しくありませんので割愛します。
ただ、ご家族の皆様は前を向いています。
その力は、ここにやってくるキャンパーさんが絶えない限り変わりません。
さぁ、出発。
みなさん、ありがとうございました!
天使の棲む場所へまた来させていただきます。
すぐに帰ったりしません。
キャンプは旅ですもんね。
SHOZO CAFE で軽めのランチをとりましょう。
↓ 詳しくはこちらにまとめました ↓
その後、温泉に行こうということになって、そういえば随分と前に行ったことがある板室温泉までドライブ。
「幸乃湯温泉」
懐かしいなぁ、このカエル。
もう今や古い施設だけど、温泉はすごい打たせ湯があってなかなかユニーク。
ちょうど腰が痛かったので(笑)、いいお湯となりました。
さて、まだまだ帰りません。この後はアウトレットでお買い物。
主には近々にある奥さんの誕生日プレゼント選び。
そしてLOGOSにも。
初代店長村山さん、現在の店長深澤さんといつもお世話になっています。
今回はすみません、コップ1個しか買いませんでしたが(笑)
最後に、夕食をアウトレットではなく近辺で探してみようとなり、
かなり意外な場所、意外なお店「店内製麺 さくら」というチョー穴場を発見しました。
極上はまぐり潮麺。
↓ 詳しくはこちらにまとめました ↓
帰りの東北道はスイスイ。
ちょっと遅く帰るのはいつもラク。
羽生PA「鬼平江戸処」で休憩したらあとは一気に家まで。
その後、車内は大リクエスト大会となり、私、息子、娘の思い立った歌を交互にかけるという楽しい時間になりました。
けっこうお互いに自分の時代の歌ばかりではない、それぞれに時代を意識して選ぶという雰囲気で面白い選曲ばかりになりました。
私も無理をして「HY」「あいみょん」とかリクエストしたり(笑)
でも3人が一番盛り上がったのがなんとTHE ALFEEの「メリーアン」(笑)
ノリノリで大合唱。
なんでだったか??(笑)
実は奥さんの好きな曲だからだったから??
キャンプは旅。
家に帰るまで、みんなキャンプの旅の想い出の続き。