アウトドアエッセイ

【コラム】息子の初ソロキャンプに思うこと。


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息子が、初めてのソロキャンプへ行って来ました。

とうとうそういう日が来たということです。

私たち家族の長いキャンプライフに、こうして新しい1ページが刻まれたことに、ただただ感無量です。


この写真が現地から送られてきたとき、親と子ということを忘れ、1キャンパーとして、

「あ、いいキャンプをしているじゃないか」

まず素直にそう思ったわけです。



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場所は、有野実苑。


選んだのは彼自身。


ここは、私たち家族がキャンプを始めたとき、初めてテントを張ったキャンプ場。


果たしてそれを意識したのかしていないのかは分かりません。

もちろんそれを確かめることもしません。

彼の選択なのですから。



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キャンプ道具は、まだほとんど兼用です。

私のテントを持参しました。ただこのテントを使うのは彼が初めて。私はまだ使っていません。

テーブル、シュラフは私のを、チェア、ベッド、コッヘルなどは彼のもの。

要するに、ウチにあるものは、誰の何とか関係ないわけです。


ただ・・

今回の初キャンプに際し、彼にはあるものを彼専用に託しました。

それは、SOTO シングルバーナー ST-301です。

考えに考えた末、私が愛してやまないこの製品を新品で買ってあげました。

もちろんそこにはメッセージが込められていますが、それをどのように受けとめようが彼の自由です。



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有野実苑の、このソロキャンパーサイトを私は知りません。

実際には見たことはあるわけですが、ここでキャンプをした経験はありません。



彼はこれにより、初めて私のキャンプ経験を一つ追い抜いたわけです。



夜の直火焚き火はきっと暖かかったでしょうね。



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キャンプは旅だと思っています。

旅をどう楽しむかの一手段。



人生も旅であり、長く紆余曲折経ながら、前に進む旅。


彼は今年社会人一年目。

有野実苑に初めて来た時はまだ幼稚園以前。

あの日から彼も長い旅をしています。

そして新しい旅のステージに入りました。


彼がこの年になり「独りでキャンプをしに行こうと思う」と言ってくれたこと、それ自体が私たち家族で行ってきたキャンプが育んだものです。


キャンプは今日明日の楽しみでもあり、とても長いスパンでもたらしてくれる幸せをも秘めています。


今度、彼には内緒で彼専用のテントを選ぼうと思っています。

そのくらいは父親としてしてあげたい。

高いテント、オーバースペックなテントとかではなく、この先がもっと楽しくなるような「予感」を感じることが出来るテントを。

それが何かは今は全然分かりません。


それにしても・・・自分が持つテントではなく、息子にプレゼントするテントでこんなにワクワク出来るなんて。


キャンプがもたらしてくれる価値は、いつまでたっても尽きることがないですね。

まだまだ我が家のキャンプライフには次の新しい旅路があるようです。


今更ながら、キャンプはいいものだ、ただただこの当たり前のこのことを、またまた噛み締めています。




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by sammag | 2018-12-24 07:00 | アウトドアエッセイ | Trackback | Comments(0)

人生は旅。旅は人生。日々は扉の向こうとこちら側。キャンプ・食・星・日常を綴る、アウトドアライター・キャンプブロガー・星のソムリエ® SAMの人生キャンプブログ


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