アウトドアエッセイ

【キャンプ】夜の魅力を知らずして、キャンプをしたと言えるか?


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最近、キャンプ場のルールが厳しくなり、就寝時間の制限が早まっている傾向があります。

これはこれで言うまでもなく仕方ないところです。

そうせざる得ないからです。

一方起きていたい=簡単には寝たくないという欲求もあります。

何故なら夜こそキャンプに求める非日常の最たる時間だから。

宴会のために起きていたいというのは、ここでは論外。宴会は日常の延長です。

そうではなく、夜の本当の魅力を堪能したいという欲求です。

例えば、独り焚き火にあたりながら、物思いに耽る。

静かな森の呼吸の中、パチパチという音が軽いこだまをし、見上げればそこに人工ではない星の煌めき。

これが非日常ではなくいったいなんでしょうか。

この贅沢を享受せずに、キャンプの魅力に浸ったと言えるでしょうか。

華々しい料理を並べるなんて日常でも出来ること。

キャンプの楽しみの本質の一つは、日常では何が出来ないかを探すこと、それではないかと思うのです。

キャンプ場さんによっては、一斉就寝ということではなく、サイレントタイムのスタートだと言ってくれています。

これこそ「夜の魅力を楽しんでくださいね」というメッセージです。

もし一斉就寝であっても夜の魅力に触れられないわけではありません。

それにはスケジュールを2時間前倒しをすることです。

言い換えれば、夕食を本当に夕食にすることです。

夕食は夕方、明るいうちに食べてこそ夕食。

特に冬ならその後の夜は長く、22時にテントにこもったとしてもたっぷりと夜を堪能する時間に恵まれるはず。


日常、何が我々に不足しているかと言えば、それは3つ。

夕陽、漆黒の闇、朝日。

いや、これが不足しないのが本来の健全なる生活であったわけですが・・

夜を迎える時間、本当の夜の姿、そして夜の終焉。

キャンプの時、この3つを味わったなら、どんな栄養ドリンクより、どんなサプリ補給より、心の栄養となるでしょう。



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by sammag | 2018-12-19 07:00 | アウトドアエッセイ | Trackback | Comments(0)

人生は旅。旅は人生。日々は扉の向こうとこちら側。キャンプ・食・星・日常を綴る、アウトドアライター・キャンプブロガー・星のソムリエ® SAMの人生キャンプブログ


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