久しぶりの、仕事一切関係なしのフリーダムキャンプです。
なんと、どこへ行くかもその日まで決めず・・いや、決まらず(笑)
チョー無計画なキャンプ。
ただ、無計画と無謀は違うので、その日と言えどもちゃんと予約を受けてくれるキャンプ場さんへ伺います。
そこは・・・「フォレストパーティ峰山」
数年ぶりになります。
数年間行けなかったことに後悔もあります。
ちょっと行くことに躊躇いがあったというか。
その躊躇いを除くことを後押ししてくれたのは、
今回のパートナー「カゲヤマさん」。
カゲちゃんでも、コゲヤマさんでもいいのですが(笑)、
今回は「カゲヤマさん」で。
私の車に乗って、2人でGO。
さて、カゲヤマさんとのキャンプルーティンとなれば、
地方ラーメンで始まるか、それで終わるか(笑)
どんなルーティンなのか・・(笑)
で、館山道君津で降りて市街地へ。
以前立ち寄ったこともある「ワンちゃん 君津店」へ。
ワンちゃんですよ。 ”ワンチャン”じゃないですよ(笑)
さてさて、いきなりキャンプ場へ行くのも無粋と、
今晩のおかずの買い物をし、そして「寺院巡り」でもしようと。
歳を取ったものですなぁ、我々も(笑)
でも、でもですよ。
たしかに以前は早ってキャンプ場に行こうとしました。
けれど、回数も、年数も重ねると、
キャンプ場に早々と向かってキャンプをすることだけじゃない、
そんな心持になってくるのです。
なんだろう、キャンプも「旅」なんです。
旅の一部なんですね。
どうやって旅をして、どうやってそこにキャンプがあるか、
旅の一部としてキャンプの記憶を重ねていくことに気が付いたのですね。
カゲヤマさんが勧めてくれたのが「鹿野山 神野寺」
私もまだ行ったことがなかった房総の名刹。
なにしろ開山は推古天皇の時代にさかのぼるといわれる、関東最古のお寺だといわれています。
トラ事件というのを覚えてる方も多いと思います。
本堂は建て替えたものでしょうが立派です。
開山堂。
なんとたまたまですが、この日は開山の御開帳でした。
おおお、なんだか雨雲が・・・
そこで、雨神様が反省(笑)
すると天から光明が!!
お寺の目の前にはこんな施設が。
へー、こういう観光カードみたいなものがあるのですね。
おっと、イレブンもあるじゃないですか。
「えー!SAMさん、午前中に来てればジャンボおはぎが食べれましたよ!!」
「いやー、それは残念!!まことに残念!!」
実は・・私はおはぎがキライ(笑)
これはレア。
飲んでみよう。
うん、なかなかいい。
果汁0%だけど(笑)
さぁ、のども潤い、お寺も楽しかったので、キャンプ場へ向かいましょう!
鹿野山を下りて、君津をもう一度抜けてフォレストパーティへ。
以前オーナーに「フォレストパーティと伸ばさないのが正式」と言われつつ、
ここには「パーティー」って書いてるのにな、ってずっと思っていました(笑)
ほら、もう看板は「パーティ」になってる(笑)
はい、この峰山橋=「日常界の出口」まできたら管理棟へ電話です。
これがキマリ。
そう、絶対にすれ違えませんから。
さぁ、出発。
SUVが喜びます。
「別世界」へ。
まだまだ最初は序の口。
行程1kmでラスト900の表示(笑)
(笑)
さぁだんだんとハードになってきたぞ。
そうなんです。
だから安心して峰山へ来てください。
間違っても第1号にならないように慎重に。
(笑)(笑)
うぉー。
両端は断崖絶壁。
さぁ登りがキツイそ。
四駆が喜ぶ。
慎重にね。
キアイだー!
さぁ、まさにラスト。
この道をロケバスとは・・(笑)
なつかしい!
カラフルな管理棟。
そうなんです。
この峰山は、私にとって記念のキャンプ場。
オーナー、ご家族の皆さま、感謝申し上げます。
そして、オーナーと再会。
実はカゲヤマさんに電話をお願いしたので、私が来ることを内緒にしていました。
オーナーを驚かそうと。
ところがもっと驚いたのは私の方。
こんなに可愛い、新しいファミリーが出来ていたなんて。
再会でもあり、出会いでもあり。
二代目営業部長「ニャ太郎くん」
元のらねこさんです。
初代の営業部長は残念ながら他界。
いや、別世界から他界ということはないので、
きっと「別世界の中の天国」にいるのでしょう。
こんなにネコさんたちも増えて。
なんで峰山に来ると動物たちが優しくなるんだろう。
さぁ、今日のキャンプ地はここ。
今日ではなくてもここですが(笑)
平日ということで貸し切りです。
いきなりキャンプ道具は出さない。
今日のキャンプ地の空気を吸って深呼吸。
まず、この場所に自分が馴染まなきゃ。
これが今の自分のキャンプの作法。
こちらは手前のオートサイト。
カラフルなサニタリー。
しばらくして、クルマも移動し、
そして、慌てず、チェアとテーブルだけ出して・・・
カンパイ!
今日もよろしく。
この先もよろしく。
カゲヤマさんが気を回してこんなものを買ってきてくれました。
ありがとう。
キャンプという時間は、キャンプ道具だけがあればいいってものでもないし、
かといって何もなくていいわけもない。
そこに「なにか」が加わるだけで、ふと10年後くらいに思い出せる風景になるものです。
いいオトナが二人で、エクレアって(笑)
写真としても、キャンプとしても「映え」ないすね(笑)
まぁ、こんなことばっかお互いずっと最初からやってるわけです。
テント?
まだまだ。
テント?
まだまだ。
時間は勝手に過ぎ、時刻はなんとなく自然が教えてくれるもの。
タイムスケジュールなんて、キャンプの別世界では関係なし。
そうだ、日没の景色を見に行ってみよう。
そしてオーナーとお話をしよう。
え!?
クッキー??
これ新しい看板なのに。
クッキーは遠い所へ行ってしまったはずでは・・・
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
たしかにクッキーがいる!!!
いや・・・・少しだけ小柄だ。
「二代目のクッキーですよ」と、オーナー。
そうかぁ・・・
初代クッキーにはいっぱい遊んでもらいました。
いろいろなことが思い出せれ涙が出そう。
夜の帳が降りるその前。
まさかの雲海と思いきや、ただの煙のよう(笑)
グラデーションとミッキーリング。
オーナーからご招待いただいた特別席。
特別席であり、特等席。
こういう贅沢を僕らは知らない。
オーナーのお部屋を拝見。
写真は載せませんが、それはそれは「カスタマイズ」とはこういうものだ、という世界です。
そして・・・出てきてくれてありがとう。
可愛いなぁ。
さぁ、設営!(笑)
とか言いながら、みんなカゲヤマさんにやってもらいましたが。
私の方にも「炎幕」。
対象に並んだ、ツイン炎幕。
今日は、炎がないので、
洒落た言い方をすれば「縁幕」というところでしょうかね。
私はその間に今晩の食事の用意。
まだ夜は深くないけど、天の川もなんとなくわかります。
何を作っているかというと、
フランスの田舎料理の「ブレゼ」。
ほとんど水を使わない蒸し煮です。
いろんなものを入れればいいので、
スーパーであったものをテキトーに放り込んで。
野菜をたっぷり、ロールキャベツなんかも。
さぁ、食べましょう。
これしかないんだけど、これの中にみんな入っているので。
お!おきゃくさま!
積もる話と、ソラに積もる星たち。
星は時を進めるけど、思い出話は時が戻る。
いらっしゃい。
オリオン座が森影から昇るともう夜半。
さぁ、静かな別世界の宴も終焉です。
続きます。