元々、駅そばはマズかった!
すっかり今は何処も格段に美味しくなりましたよねー。
が、今でもきちんと(笑)マズいそばを出してくれる駅そばがあります。
品川駅「常盤軒」。
総武線快速ホーム常盤軒品川駅26号店。
品川駅には22号店から4店舗存在。
21号店まではいったい何処にあるのか??(笑)
めちゃくちゃコンパクトな店構え。
美味しそうな雰囲気を醸し出していないのが実に素晴らしい(笑)
かき揚げそば。
例の「品川丼」の具材ですね。
ネギ多めを頼んでもいないのに、山盛りネギなのはたいへん嬉しい。
まずは、かき揚げを箸で何度かつゆに浸して味を沁みさせなきゃダメですね。
しかし、いくら沁みてもカタチが崩れない堅牢なるかき揚げに感動(笑)
期待通りの特徴無し蕎麦(笑)
いいですねー。
モゴモゴしてこその立ち食い駅そばですな。
蕎麦の香り?
それ、なんですか?(笑)
そしてつゆ。
しょっぱい!(笑)
今、こんなしょっぱいつゆは東京無二かもしれませんな。
これらのマズさにも美点があります。
それはマズさのバランスがとれていること。
マズさの調和とでもいいましょうか。
マズさも一つのノスタルジー。
そのマズさに安心感を得ることもあります。
存在価値の基準は、一軸とは限らない。
食べログの点数が全てではないのです。