全くの前情報なしで訪れたため、もうただただ驚きっぱなし。
その名は「栄町市場」
沖縄、しかも那覇にこんなチョー昭和なスポットがあるなんて。
とにかくディープすぎて、ある種のカルチャーショックを受け、いまだにそれが抜けきれないほどです。
そもそもこのエリアに足を踏み入れるキッカケは、ちょっと遅い・・いやかなり遅い夕食(24時)としてこのお店を訪ねたこと。
この日の宿泊場所が国際通りのオシリの牧志で、そこから歩いて7、8分。
「ラーメン ムサシヤ」
夜中の1時までやってます。
ただいつでもやっていないのかな。
ツイッターで見ないと本当にやっているか分かりません。
そうなんだぁ。
そうかぁ。
だったらいくしかないな。
まず、キャベチャー。
ブラック 登場。
なるほど、麺の形状、海苔の並べ方、ほうれん草。
家系だ。
家系というより、こういう家系直系でなければ「家系・系」かな。
私は家系は趣向としてそう好まないのですが、このラーメン、
それこそ家系の持つ粗削りさがけっこう削がれていて、
むしろ洗練されているのです。
①ラーメン、②ライス、③キャベチャー
この①②③の無限ループ。
そしてムサシヤを後にして、ふと見上げると・・
「栄町社交街」
なに!?
ははー。
そして市場。
平日の25時にもかかわらず、そこかしこでオープンガーデン飲みの人たち。
なんていったらいいのか、沖縄らしく和洋折衷、
それでいて戦後日本の風景なような。
陰と陽が混在する空間。
怖さはありません。
こういう濃密な場所にはそうそう出会えないでしょう。
もう一度行ってみたいです。
今度はラーメン屋さんだけでなく、
道端のテーブルと椅子で。