アウトドアデイジャパンで、ある人と再会。
それは大事な友人「タメさん」
あまりに唐突だったので本当にびっくり。
「SAMさん、覚えてますか」
覚えてるも何も、忘れるわけがないじゃないですか!
少しばかり白髪が増えたけれど、背の高いキリッとした容姿は以前のまま。
これまた背の高い娘さんとオチャメに写真に納まってくれました。
タメさんからは、とてもとても美味しい料理をどれだけ食べさせてもらったか。
私だけでなく、私のキャンプ仲間、そして我が家の家族全員。
今も何度もその話が出ます。
「また、タメさんの料理が食べたい」と。
個人によって何が美味しいかというベクトルはさまざま。
私が持っている一つのベクトルにはこんなことがあります。
「無理に美味しさを求めない料理」
最近のキャンプ料理にも思うのですが、どこか「無理に美味しく」しているような気がします。
それに世の中全体かもしれませんけれど「無理に美味しく思わせる」演出が過剰じゃないかと。
タメさんの料理にはそれがなかった。
「どうです、美味しそうでしょ」という高いところからのメッセージがまるでない。
ただただ「どうぞ」とニッコリ供されるだけ。
何がどうだという説明とかもいちいち言われない。
相手に構えさせない料理とその出し方。これをできる人はそうそういません。
お互い数年会えなかった理由はそれぞれの事情であるけど、たぶんまたタメさんの料理をいただくことは出来るでしょう。
「今、キャンプにはまってるんですよ」とタメさん。
だったら余計そんな日が近いことを予感させてくれます。
そんなタメさんの直伝の「ツナとフレッシュトマトのパスタ」は我が家の定番であり、リングイネがこれだけ合うパスタはそうないです。
実を言うと、私はツナが好きじゃありません(笑)
好きじゃないものを、好んで食べれるようにしてくた、これがタメさんのおいしさの証明。
本当に大好き。だからレシピとして残しました。