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【わたしの好きな海外ドラマ】コンバット! / COMBAT!


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スターリ~ング ・・ ヴィック・モロー !

ア~ンド ・・ リック・ジェイスン !


懐かしいですよね、この出だし。


コンバット! / COMBAT!



1962年から5年間放映されたドラマ。


自分の生まれた年から考えるに当然再放送でしょうが、相当見ていた記憶があります。

かなり記憶は鮮明で、おそらく何度も再放送を重ね見したのだと思います。


そしてまた今CATVでほぼ毎週コンバットを見ています。









誰もが知ってるコンバットマーチ

このときのナレーションに最初の「STARRING VIC MORROW  AND  RICK JASON」

初期には「AND」がないですね。

ヴィック・モロー、リック・ジェイスンが話によって入れ替わるのもおなじみ。


ゲストスターを呼ぶ時もあります。

まだまだ若手で映画スターになる前の、ジェームズ・コバーン、レナード・ニモイ、チャールズ・ブロンソン、テリー・サバラスなどが登場。

そしてけっこう後の刑事コロンボのゲストになる人も多数いますね。



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おそらく、コンバットといえばサンダース軍曹、となるでしょう。


役どころの設定、ヴィック・モローの演技、そして声優の田中信夫さんのアテレコ。

それこそコロンボ警部とともに海外ドラマ史上出色のキャラであることは間違いないでしょう。

もしかしたら金髪の外人はこのサンダース軍曹で初めて知ったという人は多いはず。


意志が強く、統率力があり、責任感は人一倍。

作戦行動のための冷徹さを見せるので鬼軍曹のイメージが強く印象に残ると思いますが、実はかなりの人情家で、部下のために命をなげうったりすることしばしば。

上下関係に板挟みになることも多く、時にはドイツ軍との友情が芽生えたり、人間味がたっぷり。

キャラの中で誰よりも多くの理不尽さに見舞われているからこそ、見てる方の思い入れが強くなるのでしょう。


記憶ではスーパーマン的な活躍ばかりだったと思っていましたが、見直してみると結構作戦が失敗したりしているし、判断間違いでかなりの部下を死なしていたり、射撃も思ったほどうまくなかったり。

ただ同時に重要な作戦は成功させているし、相手の大隊をつぶす活躍を何度も見せているのも事実で、どうして最後まで三等軍曹のままなのか、そこは不思議です。

その辺の「身を粉にしても出世できない」という設定もきっと当時の共感ポイントだったと思います。




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分隊のメンバーも魅力的でした。

私が当時一番好きだったのは「ケーリ」。

初めて見た時は絶対に「ケリー」だと信じていましたし、しかも本当はケージ」であり、もっと言えば「ポール・ルメイ」が本名で、全然「ケリー」じゃなかったわけです。(ただいろんな場面を聞きなおすとサンダース軍曹は「ケリー」とやっぱり言ってるように聞こえます)

シャクレ顎とベレー帽が印象的。

フランス語を話し、常に作戦の先頭にいて、その任務成功率はサンダース軍曹以上。

この分隊で一番けがを負っていないのもケーリでしょう。

スキーが異常に上手いのには驚き。

極めて冷静沈着ではあるものの、冷徹になり切れない優しさがたまに弱点になったりも。

とはいいながら結構女たらしだったりするのはフランス人の血?


このころの大事なサブキャラ声優の山田康夫さんとの相性も良かったと思います。





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本来の主役、ヘンリー少尉

男前でスマートだから女性ウケはするはずだったのに、むしろそれがかえってよくなかったのか、無骨で下働きの苦労人サンダース軍曹の人気に後塵を拝することになってしまいました。

けれどスマートなイメージとは裏腹に、主役時は結構な頻度で危ない目に合っているし、よく捕虜になっているのですが単独での捕虜脱出率は100%と驚異的。

他の小隊長より人情に厚く、自身の小隊がピンチの時は上級将校に対してでも烈火のごとく怒りをぶちまけることも。

実戦経験は少ないので野戦は苦手。射撃もイマイチ。

真面目ながらもユーモアやジョークは得意のようで、たまにコメディタッチな場面で登場することもあります。


確か最後の方は中尉へ昇進したような記憶が。



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リトルジョン」もお馴染みですね。

歩兵としての活躍はさほど目立たないながら、与えられた単純な仕事はそつなくこなすタイプ。失敗がないので階級は上等兵なのでしょう。

ケーリのようなキレモノでもなく、カービーのようなお調子者でもなく、常におっとりのマイペース。


衛生兵(ドク)の「カーター」もいい味出してますね。

真面目で人に優しく、見た目は弱々しく見えながらも実はしっかりと肝が据わっていたりします。

武器も持たずにまぁあれだけ銃火の下を走りまくるわけですからね。

ただ、治療と言えばモルヒネを射ちまくるだけですけど(笑)


初代”ドク”の「ウォルトン」はシーズン1のみの登場でカーターのような印象に残りにくいのですが、実は主役になる回があったり、衛生兵の難しい立場をかなりいい演技で表現していました。


記憶が全くなかったレギュラーは「ビリー」。

途中で降板してしまったからかもしれません。

若くてみんなにからかわれつつも、性格がいいので敵を作らず、特にリトルジョンとは仲が良かったようです。

経験が少ないので野戦は苦手。ミスもしばしば。怪我も多め。

ビリーの存在は全体がシビアなドラマだけにいい立ち位置だったかもしれません。




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サブキャラとして際立っていたのが「カービー

上官にはすぐに逆らうわ、態度はでかいわ、問題発言の宝庫。

戦局が緩いときはサボるのが大得意。酒、たばこ、ばくちが大好き。

一方、歩兵としての腕前は分隊一で、特に銃砲の扱いは得意中の得意。

性格的に扱いが難しいのにサンダース軍曹が重用するのはその点。カービーがいると一大戦力。

戦局がきついときは別人のように作戦行動に従順で、たいていミッションを易々と成功させてしまいます。

先兵には注意深いケーリ、射撃手として最も戦力となるカービーを真ん中に置き、後詰めを用心深いリトルジョン、というのが常道です。

ただ移動中での凡ミスはやや多めで、どうも走りが苦手みたいです。

怪我もよくするし、激しい銃撃が担当のため撃たれることもかなりあります。


私が当時一番興味をを持っていたのがカービーの銃

サンダース軍曹はいかにもな機関銃のトミーガンだったし、それ以外は特に特徴のないライフル(M-1)なのに対して、

カービーだけが見たことのないデカイ銃を持っていました。

しかもライフルのような恰好ながらバンバンバンと発射する機関銃のようなガンでもあり、

「一体あれは何だろう?」と。

これが半世紀近くの謎でした。


それが・・・
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B.A.R

ブローニングM1918自動小銃

Browning M1918 Automatic Rifle


狙撃用ライフルにもなり、連続発射の機関銃にもなり、使い手を選ぶらしく、

コンバットでは最初からカービーのものと思いきや、実は初代の使い手は別人で、カービーは後継者。



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コンバットを今見返してみると、勧善懲悪的なアクションムービーの要素はそんなにはなく、ほとんどが人間の心理を描いたヒューマンドラマ。



だましだまされながら自身をどう優位に持っていくかの心理戦。

ギリギリの状態での人間の弱さ。

正義という名の戦争行為への理不尽に悩む心理描写。

人の生き死に面したときの絶望感。


敵のはずのドイツ人と理解しあおうという場面。

味方のはずのフランス人との微妙な心のズレと隙間。



このドラマを見た時、すっきりしたり、戦争を賛美したりは全くできません。

ドラマとしての面白さを感じなながらも、むしろ虚しさがこみ上げるだけ。

それは今も昔も一緒です。


だから傑作なのだと思います。

一話一話が映画並み。

しかも配役がほとんど同じままの極めて長期のシリーズ。


こんなドラマは他にはない。



スカパー!

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by sammag | 2018-02-26 07:00 | 私のお気に入り★ | Trackback | Comments(0)

ソトコト(OUT)もナカコトも(IN)も人生の扉(Doors)をまず開けて!アウトドアライター・キャンプブロガー・星のソムリエ SAMの人生キャンプブログ


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