夏はいったいどこに行ったのでしょう??
戻り梅雨というのもありますが、もう立秋をこしているのでこれじゃ秋雨前線ですよ。
太平洋高気圧が近づいてこないうえに、オホーツクからの湿った空気が流れて曇りばかり。
こうなったら音楽だけでも夏気分になりたい!
でも一般的なサザンだ、湘南乃風だ、とか言うのはありません(笑)
一曲目は多分知っている人がもう少ない・・
Seals & Croft「Summer Breeze」
この二人が暑苦しくて全然夏のイメージがないけれど(笑)、曲はいいですねー。
いいメロディラインなんだよなー。
カントリーとも違うし、ウェストコーストでもないし、どこか英国っぽいマージービート風の上品さ。
日本名「想い出のサマーブリーズ」
こういうシンプルな曲が今やもう出てこないのかなぁ。
次はさすがに世代ギャップがあるでしょうけれど、夏だからこその名曲です。
若大将、カッコよすぎ。
日本の音楽の神様ですね。
「ブラック・サンド・ビーチ」という名前がチョー渋い!!
これを作曲しちゃうんだからなぁ・・・加山雄三凄すぎでしょう。
ブルーのモズライトがまたかっこよすぎ。
おもしろいのが後半。
ベンチャーズの名曲「ウォーク・ドント・ラン」にスイッチしますが・・
実は「ブラックサンドビーチ」は「ウォーク・ドント・ラン」のコード進行を逆にして作られたのです。
これ、夏の曲か?という疑問はありますが・・・
マリア・マルダー「真夜中のオアシス」
どう考えても冬に聞く曲じゃないですね。
名前の通り、暑いオアシスの、アツい男女の歌。
歌詞、けっこうものすごいですね。ヤバいくらいすごいです。ただしいやらしくはない。
「Send your camel to bed」
「はやくラクダを眠らせちゃってイイことしましょ」
ところでこの2小節目の
「Send your camel to bed」は、タモリ倶楽部の空耳アワーで
「専用貨物で~~」となっていましたが、マジ聞こえますね(笑)
またマリア・マルダーのこの歌い方は何ですか・・・
こんなに色っぽく艶っぽい歌はないんじゃないかなー。
細かく裏返るあの感じ。
そして最高なのが間奏のエイモス・ギャレットのギターソロ。
これはもしかしたら曲中のギターソロという観点では白眉中の白眉じゃないかなと思うわけです。
音色、運指、展開、100点!!
どうです、一般的な選曲じゃないでしょ(笑)