私くらいの年代というのは、ジャストジーンズ世代。
アイビーと共にアメリカを感じ、憧れを抱いた世代です。
中でもリーバイスは常に「オリジナル」であり、ストーリー好きにはたまらない存在でした。
501オリジナルボタンフライに始まる500番台はストーリーの宝庫。
それはそれは何本も履き潰しましたね。
もちろん今もそうです。501、502、503・・・
しかし、そんなモデルの中でずっと「面白くなかった」のが505。
どこか尖ったところがある各品番の中で唯一それがない505。
無難としかいいようがないモデル、そんな印象が強すぎてずっと避けてきました。
実際試着はしたことがあります。でもやっぱり特徴なくやめました。
が、今年、とうとう履くことにしました。
実はこれ、ストレッチモデル。
こういってはなんですが、このストレッチなのがすごくよく、履いている感じのフィット感がすごくいいです。
ラクとかではなく、ごわつきがないからサラッとした履き心地なんですよね。
というこで、2017年最も活躍してくれています。
現在愛用のモデルは、508と504。
508はクラシックスリムテーパード。
パイプドステムよりもやや細身。現代的なシルエット。
この504は現在のモデルで、ややルーズなクラシックストレート。
508は毎日履くようなことはなくとも、気分転換にはもってこい。けっこうお気に入りです。
少し前の504。
504ロットは出てくるたびにシルエットが違って、全然一定していない、ある意味マーケティングオリエンテッド。
この504は今から5年前以上にあった、ジップフライのクラシックテーパード。
多分501の発売当初のシルエットの復活的な感じでした。厚めのレザーパッチもたぶんそうでしょう。
これ、一番好きでしたが掃きつぶして現在はオシャカ。
私の持っている唯一の「Gジャン」で、通称「リーバイスセカンド」。
リーバイスファーストがいわば501のような存在で、このセカンドはオレンジタブが示すようにその普及版。
ただしこのモデル自体は1990年頃に出た復刻版で、その後の「セカンド」とは全然違うものすごいルーズフィットモデル。
ほぼ着ていないのでこれは珍しくコレクションアイテムとして保管しています。
15年前に購入し、いまだに履いていない
502。
502自体は何本も履きましたが、この1本はどういうわけか後生大事に履かずに取っています(笑)
なんでなのか・・自分でもわかりません(笑)
503。
ややルーズなクラシックストレート。
ストリートに合うなんてよく言われていますけどそうは思わないんだけどなぁ・・・
復刻した当時(1990年代)は一番履いたかもしれません。
今は気分的にはそうでもないかな。
501CT。
これ、賛否両論のようでうすね。
なにしろ神格化されている「501」ロットナンバーのまま手を加えたわけですから。
触れえざる者に触れてしまった的な。
実際の履き心地は確かにオリジナル(といっても現行の)501とは違い、
ひざ下は少し強くテーパードしている感じです。
だったら「501」ロットでなくていいのでは・・
私の好みだった少し前の504とそんなに印象が変わらないし。
505のカーキ。
最近はホワイトデニム系はすっかり流行らないようですが、けっこう生成りとかホワイトは以前は履いていました。
今はさすがに履けないのでカラーを履くようになり。
今年履いているのが「505」シルエット。
なのでなんだかんだで2017年は505が出番の7割。
この2本は息子が履いているショート。
リーバイスもクラシック一本ではやっておらず、今や何でもありです。
それは時代に生き残っていく上では当然で、昔ながらのファンは嫌がるかもしれませんがそれを言っても仕方ありません。
Levi'sを履いて40年。
501がなくならければとりあえず困ることはないですし(笑)