かささぎの
渡せる橋に おく霜の
白きを見れば 夜ぞ更けにける
中納言家持
七夕の日は、織姫と彦星を逢わせるためにカササギが橋を渡してくれるというけれど、
そんな天の川が霜がかかったように白くなっているのを見ると、
もう随分と夜も更けたんだなぁと思う。
大伴家持
※現代語訳は私なので大目に見てください。
とても情緒があっていいですね。
白きを見れば
天の川の星々を「霜のような白さ」と例えたのが実に素晴らしいです。
実際天の川は肉眼で見ると、よくある写真のようにははっきりせず、確かに霜でも見たような薄っすらとした不規則さがあるので、「霜」というのは絶妙です。
しかも、季節的には夏(旧暦なら初秋)に、冬の霜を持ってくる「引き出し」に味わいが増します。
ところで、7月7日の今日、
夜ぞ更けにける
「随分と夜が更けた・・」という頃、天の川がどこにあるかというと・・・
7月7日23時の空。
どうですか、「カササギの橋」は大きくかかっていますね。
この句が詠まれた本当の季節とはたぶん同一ではないにしろ、
こうもしっかり23時頃に橋が架かると、大伴家持の気分になれそうです。
言ってみたいですね!「そうかぁ、夜も更けたなぁ」なんて。
ここでいうカササギは、西洋星座の「はくちょう座」。
なので、織姫星=ベガ、彦星=アルタイル、カササギ(の一部)=デネブと、
この句の行間にある登場人物?には夏の大三角そろい踏み。
カササギってこういう鳥なんですね!
全然知らなかった。
ということは・・・
はくちょう座の白鳥は首が長いから「北から南(左から右)→→」へ飛んでる図になりますが、
カササギ尾が長いので、
「南から北(右から左)←←」
逆向きに飛んでいるのですね!
※はくちょうは →→
つまり、織姫彦星を通り過ぎているのだから、
もう橋を架け終えた、
そういうことになるのでしょう。
カササギ、エライ!!
一般的な七夕伝説はもちろん、
ぜひ今晩は「百人一首の味わい」も付け加えてみてください!
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