父の日。
この世間的な言葉をわざとかどうかは分かりませんが家族はこの3日間使っていません。
それでも私的には充実した父の日を過ごせたと思っています。
日曜日。
ある大学へ。
いわゆるオープンキャンパス。
そこへ奥さんと娘を連れてクルマで。
首都高も、東名も使うなんだか小旅行。
運転するのは私だし、そうしようといったのも私。
でも、それはかえってうれしいこと。
ほんの数時間の大学生活体験。
自分の大学ではないけどなんとも言えない「あの感じが」蘇りました。
そしてそのあと・・・
そこからクルマで1時間。
私の我儘で行った場所。
それは我が夫婦の、「初めて暮らした街」へ。
まだありました。初めて暮らしたところが。
廻りはびっくりするほどの変貌。
それはそうです、四半世紀以上前のことなんですから。
駅前も高いビルが建ち全く景色が違います。
この周辺にいたのは20分。
でもそれで十分。
私の我儘に付き合ってくれたのですから。
その後、最初に出てきた写真の、近所のケーキ屋さんケーキをみんなで食べました。
もちろん父の日の祝いとか全く関係なく、甘いものを食べたかったから。
考えてみれば「父の日」なんてそもそもの意味が分かりにくいし、商業的な催事の側面のが大きいかもしれません。
でもいいです。
何かを確認するとか、何かを振り返るときには、何かの特別なきっかけ=符号がいるものです。
この日がそれになったので、私にとっての「父の日」完成です。