ウェストリバーオートキャンプ場、ファミリーパーク那須高原に続いて「GW星空キャンプキャラバン」の第3弾として、私としてとても縁のある「メープル那須高原キャンプグランド」へ立ち寄らせていただきました。
もうメープルオーナーファミリーとは2003年依頼の長いお付き合い。
キャンプ場の成長どころかご家族の歴史も見守らせていただき、私の、私たち家族のキャンプにおける成長を支えてれた大事なキャンプ場です。
いつかこのキャンプ場で何かの恩返しをしたいと思っており、今回はその一つ蜘して「星空観賞会」をGWの一番にぎわう時期にさせていただくこととなりました。
何しろ連日超満員で私もキャンプをすることはかなわないくらいでしたから、今回に限りキャンプサイトは借りずにスタッフループに寝泊まりさせていただきながらにさせていただくことに。
それでもこのにぎわうメープルにいられるというのがうれしいです!
ということで、今年新設された「Gサイト」の紹介を兼ねてレポート形式でお届けします。
メープルロードの入り口。春の那須岳はまた美しさが格別。
どうですか!この萌ゆる木々の色。
メープルロードの白い砂利道との迎合がこんなに似合う時期はないです。
これから夏に向けて木々が茂る直前。
3か月後には全然違う光景となるでしょう。
まずはメープルファミリーの皆様にご挨拶。
この日、その後のチェックインのお客様にご迷惑にならないよう午前のチェックアウト直後に入らせていただきました。
こんな素敵なサインボードをメープルママさんが。
ママさんはとにかく独学で何年も何年もメープルの情報発信を支えています。
メープルの良さは何をするにしても「自前」が基本。
ウェストリバーさんもそうですが、キャンプ場の魅力を深める場合この「家族の自前」というのは大きな推進力になります。
一方それが組織であってもファミリーパーク那須高原のように「家族のようなチーム」が母体であるときも同様です。
キャンプ場へキャンプをしに行くのは、アウトドア的要素を除いてみると、ある意味「家のお呼ばれ」に近いところもあります。
田舎に帰る、親せきの家に遊びに行く、、、
この感覚を求めている人が、全く意識をせずキャンプで代償をしているということは恐らく多いと思われます。
だからこそ家族のもてなしを受けるとその欲求が満たされます。
私もメープルをそう捉えていて、心の中ではメープル那須高原キャンプグランドに来たという感覚はもうなく、「メープルファミリーの家」に寄せてもらった、そういう気持ちに心がときめくようになりました。
チェックアウトを終え名残を惜しんでいる方も。
ちょうどこの日がGWの中日に当たり、一番の入れ替えの日になっており、いったん多くの方がアウトされ、また新たなファミリーが後半を楽しむ、そんな日でした。
ということで、本日チェックインの方が来られる前の時間があるときに、今年新たに増設された「Gサイト」と広場をオーナーにご案内いただきました。
その前に・・おなじみの露天風呂が少し改装になったということで拝見。
シャワーが増設。元々大人気のお風呂ですからこれで回転率もあがりさらに利便性が増しました。
さてGサイト。
詳しくはもう少し後に各サイトの写真付きでご紹介します。
では改めまして、サイトを回ってみましょう。
FR200も使って上からの俯瞰写真も載せますね。
ではAサイトから。
実は以前よりもサイトは広がっています。
このサイトでもキャンプしたなぁ・・
Bサイトの前を通るある意味メインストリート。
ピザ、ビンゴなどイベント会場にも使われる炊事棟。
もう「メープルコミュニティスペース」と改名したほうがいいんじゃないかな(笑)
高雄股川の支流。
先日本流の高雄股川を渡ったんですがかなり立派な川なのに驚きました。
おなじみのメープル池。
川もそう、池もそう、そしてお風呂もそう、実はレジャー施設で人を呼ぶ要因は「水」の存在。
もちろんそれだけということではないにしろ、大きな要因であることは間違いないです。
新しいGサイトへは、Bサイトのちょうど真ん中くらいに入っていく道が新設されています。
と、その入り口となるサイトがこんな大きく!
ここを下るとGサイト。
これは大きい。
ご覧の通り、駐車スペースが別なことを考えればまずどんな大型テントが登場してもサイトが組めないことはないでしょう。
最近のオートキャンプ場においては最大の部類でしょうね。
そして「水道付き」。
HPではGサイトという表現ではなく「水道付きオートサイト」と記されています。
水場は隣サイトに対して「柵」で目隠し。
こういった変則サイトもあり、サイトの専有面積以上に景色の占有が大きいところも。
水道付きほどの広さではなくても広大なのは変わらず。

このGサイトの本当の特徴、それは「ソラが広大」ということです。
敷地面積が大きいから当然ではありますが、全体がそうなのでこれが実現しています。
大きいテントを建てたいからという選別ももちろんいいですけど、広いソラ、いっぱいの星の下でキャンプがしたい、そういう動機でもこのGサイトに来てくれたらいいなぁと思います。

脇道を進んでいくと・・・
そこが新設された広場。
本来なら「芝生広場」といいたいところですが、まだ芝が定着するまでには時間がかかるので現在はまだ「広場」(笑)
本日の星空観賞会はここにて開催。
ここでイベントをするというのはこれが初めてとなるようです。
なんだか光栄。
この向こう側に見えるのは先に一昨年新設されたFサイト。
ということで改めてFサイトへ。
Gサイトの水道なしとほぼ多さは一緒で、まぁこれが狭いという人はいないでしょう。
前回お世話になったのはこのサイトだったかな。
全体は傾斜地ながらもサイトはすべて水平でフラット。
水はけのいい山土です。
管理棟に戻ってみると・・
!!!!!!!!!!!!!!!!
なんとチェックイン渋滞!!!!!!!!!!!
大渋滞ですが、見事なスタッフ連携で回転が速い!
あ、すみません。
ありがとうございます。
こち派も何度もお世話になったKTキャビン。
娘とJC4人とのキャンプなんて言う今考えれば訴えられそうな(笑)キャンプもありました。
今日は自分的にはチョーのんびりなので、ヒマでヒマで(笑)
望遠鏡のセッティングでもしていないと、もうやることがなくって(笑)
慌て者の私がこういうセリフを吐けるのはまず1年に2、3回です。
おお??
オーナー曰く「ここにはずっとスズメは来なかったんですよ」
スズメ自体は高い標高でも生育するといわれていますが、那須のこの辺りでは見かけなかったそうです。
かわいいですよね。
午後、ちょうどスモークベーコン作りが始まりました。
もうすっかり名物ですね。
えーーと、、、そんな中すみません、「楽屋」で仮眠(笑)
ひさしぶりだったね。
元気かな。
時間も進みビンゴ大会!
すごい人!!
なんかやっと夕方か、という感じ。
1日が長いと思う休日はきっと充実しているからです。
お月様がいい位置に。
管理棟前で夕方のデモンストレーション。
オーナーと記念撮影。
さぁ、みなさんの夕食が済んだら星空観賞会。
準備しなくっちゃ!
午後8時、星空観賞会の始まりです。
大変ありがたいことに、会場に集まってくださった方は200名近く。
これはスタッフの皆さまの尽力によるものです。
GWの一つの思い出となっていただければ本当にうれしく思います。
星空生解説、天体望遠鏡による天体鑑賞、そしてじゃんけん大会。
ここで行うからにはただの天体鑑賞ではなく当然「キャンプの夜」だからのものを工夫させていただきました。
参加の皆さまと大いに盛り上がっていただけたと思います。
※写真提供:メープル那須高原キャンプグランド
その後、お風呂を頂戴し、オーナーとお食事をさせていただき、そしてさすがに疲れたのですぐに就寝。
Zzzzzzzz・・・
翌朝。
ややうす曇りですかね。
それでも那須岳は新緑の中に。
朝一、オーナーや史恵さんと昨晩の振り返り。
今回は史恵さんをはじめとするスタッフの皆様の厚い協力がなければ成り立ちませんでした。
さて、朝の散歩がてらCサイトの方を回ってみましょうか・・
このコテージにも泊まらせていただきました。
もう何年も前のことになるなぁ。
このキャビンにも思い出があった。
この右側のサイトにも。
このサイトにも。
ここにいるみなさんはそうやってそれぞれの思い出を紡いでいっているのでしょう。
そこに大小も差もありません。
それぞれの深い思い出です。
この日も100組以上の思い出作りがこのメープルを舞台にされていたわけです。
昨晩、そのほんのちょっとのお手伝いをできたこと、これはたとえ小さなことでも私の誇りです。
キャンプにかかわってこれた、その一人として。
それがかかわり続けていることの意味でもあります。
スペシャルな朝食をいただきました。
タツロウくんの焼き上げたワッフル。
最高のご褒美をいただいた気分です。
名残惜しいですが私はこの日先を急いでいたので朝早くお暇させていただきました。
そしてちょうどスタッフの皆さんの朝礼。
今になってふと思うことがあります。
「私にとってメープルがなかったら」と。
いわゆるリピーターの方でいえば私なんかより全然かかわりが上の方はたくさんいらっしゃるでしょう。
それでも、私と私の家族の節目には何時もメープルというキャンプ場があり、その一つ一つの思い出作りが一過性だと思えない、そういう大事なキャンプ場です。
そういえばTV番組で私たち家族のキャンプを取り上げてくれたのもこのメープルでした。
規模も大きくなり、いまや数ある那須の中でも代表するキャンプ場になられました。
その進化は全く止まりません。
けれど、このメープルの本当のすばらしさは開設当初から何も変わっていません。
それは、時代のニーズ、キャンパーのニーズに常に耳を傾けつつ、
最大限耳は傾けつつも、実は簡単には迎合したことがないことです。
傾聴と編集。
流れを知り、そして流されない。このバランス感覚がメープルの底流でしょう。
果たして次は何がどう進むのか。
それを確かめる楽しみがある限り、メープルをこの先も再訪していくつもりです。