ラーメンはバラエティがありいまや数えきれない細分化をしていますが、チャーハンという食べ物はなかなかそうはいかずだいたいスタイル的にはどこでもそうそう変わりませんね。
ところが意外にも身近なところに変わったチャーハンがありました。
八仙菜館@東所沢
決して珍しくない中国の方が営む街中華屋さん。
何が珍しいかというと主な具材が「割いた鶏肉」だということ。
割いた鶏肉ということは、先に茹でる蒸すなど調理されていなければなりません。
これが実に美味しく、よくあるチャーシューを使ったチャーハンとはかなり味わいがちがいます。
その他の具材はミックスベジタブルにナルトとちょっと頼りないものですが・・・・
こちらはお店の名物?鶏の醤油煮込み。それを割いたもの。
これが直接チャーハンの具になっているわけではないにしろ、これに近しいものでしょう。
チャーハン・ラーメン付きは、1人前のチャーハンと1人前のラーメンで750円。
つまりモロに2人前。
他の定食も「ラーメン付き」を頼むと半ラーメンなどではなく1人前のラーメンが出てきます。
ラーメンは見た目からして昔風の中華そば。
ラーメンがこれだけバラエティに富んでいる今、この懐かしいスタイルは貴重。
いや、むしろ街の中華屋さんは今だいたいこういうラーメンを残していてくれているのでありがたいものです。
「サラダチャーハン」
レタスチャーハンでしょ、とツッコミをいれたくなりますが・・(笑)
これもやはり鶏肉が具材なのは変わらず。
同じラーメン付きは100円増し。
100円で完全に一人前あるラーメンが付くっておかしくないですか?(笑)
冬だけにある羊鍋。
優に3人前はあるのに千円ちょい。
花屋さん、床屋さん、パン屋さん、これら「街の・・」が頭に付くものがどんどん消えているような気がします。
街の中華屋さん、なくならないでほしいものです。