全ては希望の光と夢を多くに人に届けるために。
悪性リンパ腫と闘う、
私の最も敬愛するプロレスラー「垣原 賢人」選手。 ※以下、カッキーさん
その復活劇はまだまだ続きます!
本来であれば一プロレスファンである私など、カッキーさんと交流させてもらえることなど恐れ多いことなのですが、キャンプをご一緒させていただいたり、いろいろなご連絡を取らせてもらったり、あの「10・9」の場にいたものの一人としてそれは夢のようなことです。
その始まりはまた発病の前でしたから、その時からの苦難、そして復活への道のりを拝見しるだけしかできませんでしたが、今の元気な姿が本当にうれしいですね。
主催する「
森のプロレス」にてリング復活にかけていた3.26.
しかも対戦相手はあの「桜庭和志」選手。
たいへん残念ながら雨に降られたことで中止となりました。
雨に濡れたリングは怪我の元であり、残念ではあってもこの中止は当然の英断です。
急遽 握手会 に変更。
そう、復活は晴れやかなる舞台が相応しい。
この日の雨は、神様がちょっとだけブレーキを踏んでくれたまでです。
本来の舞台となる場所は新宿中央公園。
そして TOKYO OUTSIDE FESTIVAL 2017 の開催期間。
晴れた土曜日にはなんと2万人の人出。
この日も天候に恵まれずとも各ブースともなかなかの賑わいでした。
右に左に旧知の方々がいるのでいくら時間がっても足りない感じです。
雨にもかかわらず大人気のサバゲー体験。
きてますよね、サバゲームーブメント。
1回目から新宿を彩る「Jeep」
本物のアウトドアであり、しかも都会的。
こういう場所で本当に映えます。
FLEX japan さんには記事を書かせていただいたことでお世話になりました。
主催の田中ケンさん。
いつもパワーあふれていて健康的、本当のアウトドアマンはこうでなくちゃ。
それになんといってもご家族と仲間が力を合わせてこのイベントを成功に導いている姿に大いなる敬意を払います。
田中ケンさんの「人間力」です。
握手会前直前のステージ。
ステージをDJとして1日仕切っているのはおなじみ「河合桂馬」さん。
アウトドアDJとして唯一無二の存在。
カッキーさんの動く控室はここ。
「ミヤマ仮面」号。
さぁ、握手会スタート。
そのMCは・・バクステ外神田一丁目の垣原 綾乃さん。
そう、カッキーさんの娘さん。
カッキーさん登場でファン大興奮!
私もつい我を忘れてカッキーコールをしてしまいました!
「今日、みなさんの前でリングに立てなかったことが悔しいです。ほんとうにすみません」
「そんなことないぞ!」という声がすぐに上がっていましたが、まさ全員の気持ちの代弁です。
ここに集まったすべての人はその気持ちを十分すぎるほど察しており、「垣原選手」としての雄姿がこの場にあるだけで大満足のはず。
私の心の中には大音響の「UWFのテーマ」が鳴り響いていました。
そして次々と登場するゲストにみなさん。
最初は菊田早苗選手。
UWFインターナショナルではカッキーさんの後輩にあたります。
チラッとそんなエピソードも披露。
続いてはパンクラスの伊藤崇文選手。
2015年に行われたカッキーAIDでは、 川村亮選手と組んで、高山善廣選手、金原弘光選手と対戦しました。
そして、プロレスリング・ノアの丸藤 正道選手。
丸藤選手の登場には相当みなさんもびっくりしたでしょう。
カッキーさんとは全日時代を一緒に過ごされていると思います。
ここに集まった選手の皆さんはそもそものゲストではなかったはず。
雨で握手会になったことで駆けつけてくれたと聞いています。
当初の対戦相手の桜庭選手をはじめ、交流の広さ、そして団体を超えて「垣原選手」を応援・支援する輪の大きさを感じざるを得ません。
そう、これがカッキーさんの「人間力」です。
私は、「人間力」とはその人の持つ「能力」のことだとは思いません。
その人が宿す「人を動かす力」、そして危急のとき多くの人が「この人だから助けたい」と思わせる、心から滲む「人間としての魅力」のことだと思っています。
この人間力を持つ人こそ、人生のチャンピオンベルトを巻ける人ではないでしょうか。
最後に登場したのは、カッキー応援隊 代表 山崎一夫さん。
私には「さん」づけより「山崎選手」と呼びたい同世代。
まさしくカッキーさんの人間力に呼応した、山崎さんも人間力の持ち主。
山崎さんの検索キーワードのトップはなんと「山崎一夫 いい人」
誰もがそう思うからなんでしょう。
「今日はみなさん思いもよらぬ寒さですよね~」と来場のお客さんに振った後、
「アタマがサムいとかいっちゃだめだよ~」と綾乃ちゃんに自虐も含めた無茶ぶりをする山崎さん。
綾乃ちゃんも「それ、お父さんも最近気にしているので・・」と苦笑い(笑)
そして始まった握手会。
その列はハンパなく・・
ものすごい長蛇。
だからといって決しておざなりな対応をしないカッキーさんとみなさん。
握手も写真も快く丁寧に応じてくれています。
たぶん・・予定時間を大幅に過ぎていたと思います。
が、途中で切るようなことなく、来てくださった方すべての方と握手をされました。
そのあたりは主催側をはじめ、業務的な対応など無し。
そこで行われている大事なことがすべて優先。
最後には飛び入りゲストに、あの井岡一翔選手との死闘を繰り広げたボクシングの八重樫東選手が登壇。
ものすごい豪華メンバーです。
〆はおなじみ「クワガタ」ポーズ!
この日に向けてトレーニングを積んでいたとはいえ、この異常とも思える寒さはウェア1枚のカッキーさんの体調に決していいものではなかったはず。
しかし常に笑顔を振りまき、最後まで一人一人に丁寧に対応され、その誠実さの塊がまたまた集まったファンたちの心をつかんだことでしょう。
この握手会が終わった後、帰っていく人たちの表情を少しだけ眺めました。
みんな爽快な晴れ晴れした顔。
おそらく・・・今日、雨で試合が中止になった、ということすら全員忘れてしまっていたのではないでしょうか。
だって「元気いっぱいのカッキーに逢うこと」それがすべてであり、それ以上を求める人など一人もいなかったと思うのです。
もちろん、また復活の場を望んでいるし、そうあってほしいと思っていることは間違いありません。
けれどそれが半年先になろうが、1年先になろうが、3年先になろうが、そんなことが問題じゃない。
今日と同じく「垣原選手」が目の前にいること、これこそファンが求めてやまないことのはずです。
今年はこのカッキーTシャツを着て、私はアウトドアへ出ます。
森でプロレスは出来ないけれど、カッキーTシャツとともに森とプロレスするために。
人生は常にチャレンジ!