
これは久々に驚きました。
あの「アストロプロダクツ」がショッピングモール「内」にショップを構えていたのですから。
いや、もしかしたら今のこの時代、フツーなことになったのかもしれません。
むしろそれがフツーになったことへの驚きです。
アストロプロダクツは工具の専門店。特に強いのがクルマの整備工具。
埼玉県を発祥とし、全国のロードサイドに多数の店舗を構えます。
ショップがあったのは巨大ショッピングモール、イオン幕張新都心店。
nico and... の先にアストロプロダクツがあるなんて、10年前だったら絶対にありえないことです。

店舗はシンプルで過剰な装飾はありません。
むしろロードサイドのお店のままここへスポンと入っている感じです。

が、違和感みたいなものがありません。
ファッション、食品、生活雑貨のライフスタイルショップが並ぶショッピングモールに工具専門店。
これを違和感と感じなくなれたのが、「今の時代」感なんだと思います。

むしろ、こういうショップが出来たというのは、ナチュラルに「ライフスタイル」的なんですかね。
アメリカンライフスタイルを標榜している所ジョージさんなんかは、こういう工具にまみれて生活しているのですし。

けっしてオシャレとかを狙っていることはないにしろ、こういう工具がずらっと並んでいるのは、逆に虚偽的に飾り付けたものじゃないから、ストレートに格好よく見えたりします。

またカラーリングもあってか、心くすぐる感は確かにあります。

お隣はBOSE。
BOSEですよ!
ほんと、時代は変わったと思わなくちゃ。
確か以前のテナントはスマホグッズのお店でした。
その居抜きにどうやって、どうして、このアストロプロダクツが選ばれたのかは全く分かりません。
しかし目を付けて引き入れたリーシング部門の慧眼には恐れ入りました。
そうそう上手くはいかないのでしょうけれど、マーケティングにはこういうチャレンジングが必要な時もあると思います。