これは・・・正直「まいった」と言わざるを得ないですね。
ガジェット系のスピーカーはだいたい「それなり」で、「それなり」というのはいい意味で期待を裏切らず、十分にCPがあるということです。
この ANKER SoundCore nano は「それなり」を十分に超えていました。
ただしあくまでも「それなり」水準ですよ(笑)
いつものパッケージ。
内装も丁寧。
ここら辺りのクオリティがANKERは並み居るガジェットより抜きん出ていますね。
付属はお決まりの2点セットかと思いきや、AUXが無いからUSBからの変換コードが入っています。
あと、簡易ストラップ。
造形がいいですよね。
緩いカーブと優しい簡素な形。
これが千円台の品物とはとても思えぬデザイン性です。
また細部まで綺麗な処理。
それに多少落としても傷もつかぬ丈夫さ。
これはシャンパンゴールドで、他の3色も同様にiPhoneに施されたカラーと同じ。
スイッチは電源のみ。
しかも目立たずに。
この割り切りもいいですねー。
側面もUSBの口とLED1個のシンプルさ。
どうもストラップ用の穴の奥が開いていて、わざとここから音を抜けさせているフシがあります。
私の法則「ガジェットスピーカーの音質は、ピープ音で決まる」(笑)
この nano のピープ音は実にきれい。
この音が出た時点でもう安心。
実際期待以上、この大きさではこれ以上望めぬ高音質でした。
パワーこそさすがになくともクリアーでHiFi、これはまさしくANKERの系統。
欠点は微弱の音量の場合 Bluetooth が途切れるというもの。
この nano に限らず他社モデルにもこれはよくあります。
もちろんいいことではないです。
それにしてもいまや実質2千円を切っているこの製品。
この外観にしてこの音質。
多少の欠点があろうとも、少ない投資で満足感を得れる数少ない良質品ではないかと思います。
今、一番身近で活躍してくれているスピーカーです。