もし、何かのお店の本店と支店があったなら、普通効率から考えても違う地域に出しますよね?
ましてや、支店ではない暖簾分けの店が、親元と50m以内に存在するって考えられます?
が、あるんですねー。
しかも老舗中の老舗、新宿満来の暖簾分けが。
それが、らぁめんほりうち。
こちらがおなじみ満来。
この写真で言えば、右端と左端。
歩いて45秒。
長らく満来の厨房を仕切っていた堀内氏。
結果、私が30年の間に満来で食べたものはほぼほぼ堀内氏仕切りの元に作られたものだったかもしれません。
なぜ、ほりうちがここに店を構えたのかは公式サイトにもネット上にも多数あるのでここではあまり触れません。
人間関係、相関図、権利、偶然、いろいろあるでしょうきっと。
この店舗は、満来がビルごと改装していた時の仮営業店舗の居抜き。
事情はともあれ、同じらーめんを作るのだから冒頭書いたこととは間逆にこんなに効率のいいことはありません。
ご覧の通り満来とメインは一緒。
らーめん、ざるらーめん、
チャーシューらーめん、チャーシューざる。
そしてオリジナルの納豆らーめん、月見らーめん。
値段が若干安めですね。
店の規模は満来の1/3くらいでしょうか。
さすがに厨房はなんとなく満来の雰囲気がありますね。
U字のカウンターはユニーク。
ということで、「チャーざる」にしました。
???
チャーシュー、思ったよりかなり少なくないか??
満来ではつけ汁が見えないくらいか、チャーシュー自体が氷山のように水面から飛び出しているか、はたまた河岸段丘のように重なりあっている姿しか印象がないので・・
200円の差だから??
麺もだいぶ印象が違います。
あの青竹打ちのような手打ち「風」ピラピラではなく、均一の平打ち麺。
※満来ももはや手打ちのタイトルをさげちゃいましたからね。
しかしこの麺もなかなかどうして美味しいではないですか。
別に満来と比較して云々ではなく、喉越しも食感もわるくないです。
けれどやっぱりチャーシューなんだよなー。
チャーシューの味わい自体は満来の比べて丁寧でたいへんにいいけれど、
スープ割り。
そもそも満来ではスープ割りシステムが昔は無かったようなきがします。
このスープ割り、チャーハンに付いてくるあれの高級版的味わい。
うん、これはいいわー。
実に美味しくいただきましたが、あの胃の苦しみに耐える「わるいことした感」がなく店を出ました。
気のせいではなくチャーシューの量は満来に及んでないのでしょう。
最後に2010年の満来訪問時のブログの写真を貼り付けますか、見ればそのチャーシューの差は一目瞭然。
果たして現在の満来はどうなのか?
また行くしかないですね。